【2025年12月3日】大阪シーリング印刷は12月15日、従来品と比べて透明度を高めた「高透明ラベル」を発売する。
同ラベルは瓶などの透明容器に貼ると、あたかも容器に直接印刷したように見える仕上がりとなり、日本酒やワイン、清涼飲料水に加え、意匠性が重視される化粧品・雑貨分野にも適している。

同社はこれまで顧客企業の課題に応じた製品開発を進めており、今回も製品デザインの再現性向上を目的に開発した。
平滑性の高い剥離フィルムを採用することで、表面の細かな凹凸(ゆず肌)を抑え、透明度を高めた。また、糊も透明性の高いものを用い、仕上がりのクリアさを向上させている。
印刷にはデジタル印刷方式を採用し、フルカラー表現に対応する。グラデーションや写真など細かなデザインも再現でき、版の作成が不要なため小ロット対応やデザイン変更にも柔軟である。
複数色を重ねる際の「版ズレ」が生じない点も特長で、デザインの安定した再現につながる。
瓶に直接印刷する手法は初期費用が高く、印刷工程そのもののコストも大きくなる場合がある。
一方、同ラベルを貼付する方法ではコストを抑えやすく、特にデジタル印刷との組み合わせにより小ロットや多品種にも対応可能である。
大阪シーリング印刷
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