【2022年8月23日】SCREENグラフィックソリューションズではこのほど、同社のUVインクジェットラベルプリンティングシステム「Truepress Jet L350UV SAI S」向けに、白隠蔽性を向上させる高隠蔽ホワイトモード(オプション)を発売する。
近年デジタル印刷によるラベルは、少量・多品種の地産地消ラベルや限定キャンペーンラベル、オリジナルラベルなどで活用されるケースが増えている。
一方、濃い色のボトルや内容物は色がラベルを透過し、デザインに影響を及ぼすことが課題となっていた。
同社では、こうした動向や課題を背景に対し、「Truepress Jet L350UVSAI S」へオプション搭載可能な高隠蔽ホワイトモードを開発した。
このモードは、クリアフィルムラベルなどへの印刷に使用することで、高い白隠蔽性を発揮し、ボトルや内容物の色の透過を防止する。
また、シルバー基材など下地に影響を受けるラベルでも、彩度を高く維持することで、アイキャッチ効果の高いラベルの作成が可能という。
SCREENグラフィックソリューションズでは「欧米では、酒類や化粧品、トイレタリー製品などにおいて高い隠蔽性が重要視されるため、シルクスクリーン印刷の代用としても、UVインクジェットによるデジタル印刷の活用が広がっており、今後も短納期・低コスト化、さらに環境対応などの点で、デジタル印刷への需要がますます高まっていく」としている。
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