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キヤノン プロダクションプリンタ用自動検品装置がバリアブル印刷に対応 「imagePRESS C10010VP/C9010VP」向け


【2021年10月11日】キヤノンはこのほど、プロダクションプリンタで検品工程を自動化する「インスペクションユニット・A1」の機能を拡張し、バリアブル印刷の自動検品へ対応させた。


imagePRESS C10010VP(赤枠がインスペクションユニット・A1)

「インスペクションユニット・A1」は今年5月発売の自動検査ユニットで、「imagePRESS」シリーズの旗艦モデル「imagePRESS C10010VP/C9010VP」のオプション。今回バリアブル印刷の自動検品機能を追加し、DMや伝票上に印刷されるバーコードやQRコード、英数字などの情報を読み取り、元データ(CSV形式)と自動で照合できるようになった。
バーコードやQRコードの不具合は、目視では確認できず、英数字も検品した場合大きな負荷がかかる作業だった。この自動検査ユニットを導入すれば、これらの作業は迅速に全数検品が可能となり、業務の大幅な効率化を実現する。

また、全数検品の履歴と不良画像のログを自動で保存。印刷の依頼主に提示できるため、検品工程に対する依頼主からの信頼向上に寄与できる。
価格は、280万円(税別)。

製品導入済みの場合は、システムのバージョンアップでバリアブル印刷の自動検品機能が使用可能。新規の使用時は、「クーリングユニット・A1」、「インスペクションコントローラー・A2」、電源ケーブル100V(すべて別売り)が必要となる。
また、英数字のサイズやフォント、バーコード・QRコードの種類により、自動で検品できないものもあるという。

近年、ポスターやカタログなどのグラフィックアーツを取り扱う印刷業において、短納期やオンデマンド印刷、バリアブル印刷への需要が強まっている。このため、高い生産性や高画質、幅広い用紙への対応に加え、正確な画像位置や色安定性などプロダクションプリンタに対する市場の要求はより高まっている。
キヤノンでは、カラープロダクション市場向けカラープリンタの2021年の市場規模は世界市場で約5万台の規模になると予想している。

 


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