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TBMの「LIMEX」が玉子で知られる「八千代ポートリー」のラベルに採用 年間のプラ使用量約9トン、CO2など約104トン削減

【2023年7月18日】TBMはこのほど、八千代ポートリーの玉子「食菜卵」のラベル基材に採用された。
同ラベルは、シール・ラベルの製造で刷られる大阪シーリング印刷によって製造されたもの。

LIMEXは石灰石を主原料とした紙やプラスチックの代替品。
今回、粘着ラベル用基材となった「LIMEX Sheet 80μm」は、表面に印刷可能なインク受理層が塗工されており、裏面には粘着剤塗工できる。

「LIMEX Sheet」は、ラベル用途として一般的に用いられるPP(ポリプロピレン)やPET(ポリエチレンテフタレート)シートなどの合成紙と比較し、石油由来プラスチック使用量とライフサイクル全体でのCO2を含む温室効果ガス排出量を削減できる。
また、紙製ラベルと比較し、製品の原料に木材パルプを一切使用せず、製造時の水使用量を大幅に削減できるため、森林と水資源の保全に貢献できるという。

「自然とともに歩む」を企業理念に掲げる八千代ポートリーは、循環型農業をはじめ持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進している。この中で、ラベル基材としてのLIMEX Sheetの環境性能を評価し、今回の採用に至った。

八千代ポートリーの全商品のラベルを、LIMEX Sheetを基材に使用したラベルへ切り替えた場合、石油由来プラスチックの使用量を年間で約9トン、 CO2を含む温室効果ガス排出量を年間で約104トン削減できる効果を見込む。

LIMEX Sheetについて
https://tb-m.com/products/products-sheet/

TBM
https://tb-m.com/

 

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