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共同印刷 プラスチックをのフタとかみ合う紙製カートン「プラフィットペーパーカートン」を開発

【2022年3月10日】共同印刷はこのほど、プラスチックの蓋を嵌合(かんごう)できる紙製カートン、「プラフィットペーパーカートン」を開発した。

同製品は、透明なプラスチックの蓋と紙容器をしっかり嵌合し、内容物を目視でき、さらに従来のプラスチック容器よりも約40%のプラスチックを削減し、環境配慮した紙とプラスチックのハイブリット製品。

紙製容器は、お惣菜やお弁当、テイクアウトといった食品向け用途で、環境配慮では優位とされる一方、プラスチック容器の「商品が見える」という機能を持たない点で課題があった。
食品容器にはおいしさを伝えるアイキャッチ、目視チェックによる安全性などの役割もあるため、食品販売の条件を満たしながら、これまでの容器すべてを紙化することは、限界があった。

そこで蓋はそのままに、トレイ部分のみを紙仕様にする発想が生まれ、既存のプラスチック蓋にしっかりかみ合う紙製カートン、「プラフィットペーパーカートン」が開発された。

同製品は、トレイ部分を紙にすることで、従来のプラスチック容器と同等容積で比較した場合、プラスチック使用量を約40%削減できる。

同社は「今後も、SDGs の掲げる持続可能な社会への貢献をめざし、環境対応パッケージの開発に取り組む」としている。

 

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