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日本PR協会 「PRアワードグランプリ」に ヤフー「ちょうどこの高さ。」


【2017年12月8日】日本パブリックリレーションズ協会(日本PR協会)はこのほど、2017年度「PRアワードグランプリ」の『グランプリ』にヤフーの「ちょうどこの高さ。」を選出した。

また『ゴールド』には、「この国に眠る 女性300万人の[潜在労働力]に活躍の場を。 主婦を活かす、新・マクドナルド人事戦略PR」(同:電通、同:日本マクドナルド)、「聞こえる選挙 | 東京都議選,衆議院選特設サイト」(同:電通、同:ヤフー)、「FISHERMAN CALL」(同:電通、同:フィッシャーマン・ジャパン)、の3エントリーを選出した。

「PRアワードグランプリ」事業は、優れたPR事例を選考・顕彰し、PRの普及と発展を目指すもので、毎年実施されている。

今年度は75エントリーの応募があり、『グランプリ』『ゴールド』『シルバー』を受賞した8エントリー、および先に決定した「ブロンズ」7エントリーを選出した。

ヤフーの「ちょうどこの高さ。」は、東日本大震災で最大16.7mの津波が東北沿岸を襲ったことを、銀座のSONYビルの屋外広告を使って再現したもの。16.7m高さに表示された「ちょうどこの高さ。」の文字の周りを赤く白抜きにすることで、呼びかけとビジュアルの融合がなされている。

 

2017年度PRアワードグランプリ

<グランプリ>(1エントリー) 

■「ちょうどこの高さ。」
エントリー会社:ヤフー株式会社
事業主体:ヤフー株式会社
応募部門:ソーシャル・コミュニケーション部門

 

<ゴールド>(3エントリー)  

■ この国に眠る 女性300万人の[潜在労働力]に活躍の場を。 主婦を活かす、新・マクドナルド人事戦略PR
エントリー会社:株式会社電通
事業主体:日本マクドナルド株式会社
応募部門:コーポレート・コミュニケーション部門

■ 聞こえる選挙 | 東京都議選,衆議院選特設サイト
エントリー会社:株式会社電通
事業主体:ヤフー株式会社
応募部門:コーポレート・コミュニケーション部門

■ FISHERMAN CALL
エントリー会社: 株式会社電通
事業主体:社団法人フィッシャーマン・ジャパン
応募部門:ソーシャル・コミュニケーション部門

 

<シルバー>(4エントリー)

■ WITH STAMP(=Your name with REDLIST Animals)
エントリー会社:株式会社アサツー ディ・ケイ /PARTY
事業主体:WWFジャパン
応募部門:マーケティング・コミュニケーション部門

■ 「業界の壁」を取り除く日本気象協会の共創型BtoBコミュニケーション 「気象」×「ビジネス」でサプライチェーン全体の位置づけを変える!
エントリー会社:一般財団法人日本気象協会/株式会社オズマピーアール
事業主体:一般財団法人日本気象協会
応募部門:コーポレート・コミュニケーション部門

■ 一般社団法人日本アンガーマネジメント協会PR・プロモーションプロジェクト
エントリー会社:株式会社サニーサイドアップ
事業主体:一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
応募部門:ソーシャル・コミュニケーション部門

■ 7年間のロコモティブシンドローム啓発運動 ~課題先進国だからこそできたCSVプラットフォーム~
エントリー会社:ロコモ チャレンジ!推進協議会
(公益社団法人日本整形外科学会と株式会社博報堂のJV)
事業主体:ロコモ チャレンジ!推進協議会
応募部門:ソーシャル・コミュニケーション部門

 

<ブロンズ>エントリー

■ 社歌で中小企業を元気に! 中小企業、支援プロジェクト
エントリー会社:株式会社電通パブリックリレーションズ/株式会社電通
事業主体:株式会社電通
応募部門:ソーシャル・コミュニケーション部門

■ PRパーソン生まれの “味のメディア化”『プリウス試乗味プロジェクト』
エントリー会社:株式会社電通/株式会社電通パブリックリレーションズ
事業主体:株式会社トヨタマーケティングジャパン
応募部門:マーケティング・コミュニケーション部門

■ Banana Message
エントリー会社:電通ヤング・アンド・ルビカム株式会社
事業主体:株式会社ドール
応募部門:マーケティング・コミュニケーション部門

■ おいしいプログラミング学習アプリ [ GLICODE® ]
エントリー会社:株式会社電通/株式会社電通パブリックリレーションズ
事業主体:江崎グリコ株式会社
応募部門:コーポレート・コミュニケーション部門

■ 「定時退社訓練」byよなよなエール ~「働き方改革」に本音とユーモアで一石を投じて、国と企業と生活者を動かせ~
エントリー会社:株式会社電通デジタル
事業主体:株式会社ヤッホーブルーイング
応募部門:コーポレート・コミュニケーション部門

■ LIXIL 「グローバルな衛生課題の解決」に向けて
エントリー会社:株式会社LIXIL
事業主体:株式会社LIXIL
応募部門:ソーシャル・コミュニケーション部門

■ TRY! Noodle Cradle 検証!うどんをすする音で本当に赤ちゃんは泣きやむのか?
エントリー会社:株式会社電通
事業主体:香川県
応募部門:コーポレート・コミュニケーション部門

 

<嶋 浩一郎・審査委員長の講評コメント>

PRの仕事の醍醐味はPRパーソンが開発したストーリーで第三者を巻き込み社会に新しい合意を形成していくことだ。今回のPRアワードグランプリの審査を通じて、改めてそういうPRの仕事の可能性を感じることができた。
今年の上位作品は働き方改革や、障がい者の問題、防災意識、高齢者の健康問題など難しい社会課題に立ち向かった仕事が多かった。そして、それぞれの作品が着実に成果をあげていた。

グランプリ選考は僅差の争いだった。グランプリに選出された『ちょうどこの高さ。』(ヤフー)は、震災の記憶が風化していくなか、銀座のど真ん中に一本の赤い線を引くというシンプルだが力強いアイデアで生活者の災害に対する意識を高めた。ひとつの圧倒的なアイデアで世の中を動かしたことが審査員に評価された。

惜しくもグランプリを逃したマクドナルドの人事PRは、働きたいのに働けない主婦がいるという問題を世の中に顕在化し、「2時間労働」という新しい人事制度をつくったことで、主婦に働くチャンスを提供し、会社も人材を集めることに成功、かつ企業ブランディングや集客面でも成果が出るなど、立体的な成果を出したことが評価された。同じくゴールドに選ばれた『聞こえる選挙』と『FISHERMAN CALL』も、課題発見力と社会的課題を解決するためのアイデアが光っていた。

審査を通じPRの仕事を通じ社会課題を解決し、ブランディングにも寄与する様々な手法を見ることができた。課題先進国日本でPRパーソンの活躍の場はたくさんあるはずだ。

 


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