【2017年7月10日】日本一長い名前のバンドと言えば、
「THE CRAZY RIDER 横浜銀蝿 ROLLING SPECIAL(TCR横浜銀蝿RS)」(1980年現在)。
世界一長い都市名は、タイのバンコクで「クルンテープマハーナコーン・アモーンラッタナーコーシン・マヒンタラーユッタヤーマハディーロックポップノッパラット・ラーチャタニーブリーロムウドムラーチャニーウェート・マハサターンアモーンピマーンアワターンサティット・サッカタッティヤウィッサヌカムプラシット」。
これだけでかなり、うっとおしい文面になってきたが、先ごろ日本一長い名前の日本酒が発売された。
正式名称は以下の通り。
ぼくとオカン 純米吟醸「なにごとも本気でやれ」。それがぼくのオカンの口癖だった。子どもの頃、友達と遊びたくて勉強をサボると、遊びも勉強も本気でやれと叱られた。そんなことを言われる度に、オカンの生き方を押し付けられているようで、ぼくは少し嫌だった。職人仕事も家事も子育ても、オカンは本気でやっていた。米洗いや麹造り、槽搾りの袋積みも、驚くほどに丁寧だ。酒造りの職人として、変化する時代の中で蔵の味やこだわりを失わないように、オカンは本気で戦ったのだ。いつの間にかオカンの口癖はぼくの心に息づいている。なにごとも本気でやれ。ぼくだって、負けていられない。旭鶴 次期8代目当主、処女作によせて
正直言って、長い上に名前の中にカギカッコもあって、メディアではものすごく紹介しづらい名前だ。
文字数はカギカッコまで入れて291文字。
手書き時代なら、記者が怒って記事にしなかったであろうこの名前のお酒を発売したのは、リカー・イノベーション。面白いラベルや妙な名前の酒をたくさんプロデュースしいる会社だ。
この「僕とオカン」(略称)、名前の由来は意外と真面目。
酒蔵「旭鶴」の杜氏である田中淳平氏が、女性蔵元杜氏であり母でもある田中素子氏から蔵を引き継ぎ、杜氏として初めてつくった日本酒なので、母への思いを名前にして手紙のようにラベルに表記したのだそうだ。
まあ、ほとんど名前ばっかりで、お酒のことには触れていないが、出オチな商品な感じなので、くどくなるからもういいだろう。すでに「僕とオカン」という略称まで付けちゃってるし…。
どうせなら紹介の際、略称一切禁止という縛りを付けて、マスコミ提供してほしかった。
さらに言うなら社内でもこだわりの名前全部読みにして、盛り上げてほしかった。
きっと出荷に3日くらいかかるか、全員無口になると思うが…。
商品詳細は以下から。
http://kurand.jp/product/31525/
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