【2016年9月14日】大日本印刷(DNP)は、ナノインプリント用の複数のテンプレートで「つなぎ合わせ技術」を世界で初めて開発した。
同技術は、従来テンプレートのつなぎ目部分で生じていた数十nmの段差をなくすもの。これを用いることで、フォトマスクやNILのテンプレートと同等の微細形状を持ったテンプレートを大面積化できる。
また、リソグラフィ用のレジストを用いた大面積でのインプリントで生じていた、段差の影響による不具合も解決可能となった。
DNPでは、この「つなぎ合わせ技術」により、超微細構造のパターンが要求されるディスプレー部材や、超微細な凹凸形状を付与し光の向きと強さをコントロールする機能性フィルムの生産性向上などを実現。2018~2020年度の3年間の累計で600億円の売上を目指す。
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