【2017年9月1日】「サイン&ディスプレイショウ2017(SIGN&DISPLAY SHOW2017)」が今日8月31日(木)、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。
開催は9月2日(土)まで、開催時間はいずれも午前10時~午後5時まで。
同展示会は看板、案内板、表示板などのサインや、広告・展示用装飾などのディスプレイに関する資機材、サービスの見本市。今回は約140社(350小間)が出展し、最新の製品を展示している。
レポート③では、レーザー加工機などの後加工機やメディアなどについて報告する。。
(社名の後の数字はブース番号)
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桜井(ブース57)は、IJP関連資材を多く出品している。
特に注目を集めたのはレーザー加工機の「HAJIME」。
約60万円という低価格であるにもかかわらず、マーキングやカットなどレーザー加工機に必要な能力を備えており、産業分野の入門機となっている。
ブースでは、木や金属、ゴムなどさまざまな加工品を展示していた。
担当者は「印鑑の製作でも活用されており、低価格ながらしっかりとした性能を持つ」と製品を紹介する。
トロテック・レーザー・ジャパン(ブース28)は、各種レーザー加工機を展示した。
実演したのは「Speedy300シリーズ」と「Speedy100シリーズ」だが、今回は大判用に開発した「SPシリーズ」もパネル展示で紹介している。
「SPシリーズ」は大判のフラットベッドで、オープンタイプのレーザー加工機。
四方向のマルチアクセスで、どの方向からでもカットできる。また、カッティングテーブルの付け替えが可能で加工品の素材に合わせて最適な選択が可能という。
コムネット(ブース48)は、大型のレーザー加工機「Mercury600」を実演し、厚みのあるアクリルをカットした。
「アイスメルトカット」と呼ばれる滑らかな切り口が特長で、高い品質のアクリルグッズを生産できる。
ニチエ(ブース66)は、これまでにない透明度の高い塩ビフィルムをメインに出品している。
同社の透明塩ビフィルム「NIJ-HCR」は、塩ビ素材でありながら高い透明度が特長で、IJPで依然として数が多くインクコストが安いソルベントタイプで出力できる。
ブースでは、ショーウインドーやガラス窓への貼付をイメージしたディスプレイを展示。仕上がりの良さに、多くの人が足を止めて見入っていた。
このほか、カーペット専用メディア「NIJ-GFG」も展示している。
リンテックサインシステム(ブース133)は、マーキングフィルムの加工に役立つ作業台「ロールスローラー」を実演している。この特殊な作業台により、マーキングフィルムで制作した切り文字抜き文字の貼り付けなどを簡単に行える。
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