【2017年6月29日】「コンテンツ東京2017」が6月28日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。
同イベントは「グラフィックデザインEXPO」「ライセンシングジャパン <キャラクター&ブランド ライセンス展>」「クリエイターEXPO」「コンテンツ マーケティングEXPO」「映像・CG制作展」「先端コンテンツテクノロジー展」「コンテンツ配信・管理ソリューション展」など、7つの展示会からなるコンテンツ関連の総合展。
プリント&プロモーションでは、印刷やサイングラフィック関連の出展者を中心にレポートする。
社名の後のカッコ内はブース番号。
コンテンツ東京
http://www.content-tokyo.jp/
モトヤ(12-47)は、ミマキエンジニアリングの3Dプリンタ「3DUJ-P」のサンプルを展示している。
このプリンタは1000万色以上のフルカラー表現が可能で、造形後に着色する必要がないことが特長。
また、モトヤでは印刷分野の専門人材派遣を行っており、3Dプリントに関しても人材派遣とともに、プリントデータを処理する人材育成も行うとしている。
このほか、ミマキの「UJF-3042MkⅡ」を使用し、時計に名入れするデモンストレーションを行っている。
コスモメディアサービス(5-18)は、「スケルトンバナー(仮称)」を初披露している。
「スケルトンバナー」は今までになかった透明素材のグラフィックバナー。
大判の透明素材に出力することで、従来では出せなかった透け感のあるポップな色調のバナーデザインができる。
1枚からフルカラー出力が可能で、店舗内のディスプレイはもちろん、クリエイターのオリジナルキャラクターをバナー展示するなどの用途を見込む。
素材はウレタン製で耐久性があり、破れにくさと、ぶつかっても怪我をしない柔らかさを併せ持つ。
こだま印刷(5-35)は、「4色革命」をテーマに、RGBの色調をそのまま生かせるオフセット印刷を提案している。
従来、RGBの色調を印刷する場合、蛍光色などは特色で表現する必要があったが、同社の印刷ではこれを「CMYK」の4色で鮮やかに表現できるという。
担当者は「アニメやマンガのキャラクターなどを鮮やかに再現できる。ディスプレーモニターで色を確認しているクリエイターには、なじみやすい印刷なので活用してほしい」と話す。
小松印刷(6-36)は、VR用の紙製ゴーグルを出品している。
紙製であることで安価に提供できる上、企業ロゴやVRの内容などを印刷することで、コンテンツへの誘導をスムーズにできるという。
「安価なので大量に配布でき、誘導効果は高い」と担当者。
越後札紙(5-21)は、ブースに「壁面ステッカー」を貼りつけてPRしている。
「壁面ステッカー」は等身大・フルカラーであるにもかかわらず、1枚7000円程度から作成できる。
個人の顧客を中心に人気の商品で、オリジナルキャラクターなどをステッカーとして貼りたい人にウケている。
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