【2026年8月8日】気泡緩衝材「プチプチ」の製造販売を手掛ける川上産業は、10月1日付で社名を「プチプチ株式会社」に変更する。創業58年で初めての社名変更となる。

「プチプチ」は、指でつぶすと音が鳴ることからヒントを得て、同社が1994年に商標登録した製品。長年育ててきたブランドとして、暮らしや企業活動のさまざまな場面で親しまれてきた。今回、商品名として親しまれてきた「プチプチ」を社名に掲げ、製品と企業の価値を一体化する。
背景には、環境問題や資源循環への関心の高まりを受け、製品を通じて安心を届けるだけでなく、使い終わった資源を再び活かす役割も担っていくという狙いがある。社名変更を機に、「プチプチ」を資源循環型社会を支えるブランドへと育てていくとしている。
同社は現在、使用済みプチプチを資源として回収し、再び製品へ戻す「ループリサイクル」を推進。リサイクルボックスの設置を進めるほか、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」に基づく自主回収の認定も取得している。
プチプチの再生原料使用比率は2008年度の44%から2025年度には98%まで向上し、気泡緩衝材の回収量は2023年の20トンから2025年に198トンへ、リサイクルボックスの設置台数は2021年の20台から2025年に404台へ、それぞれ拡大した。

同社は今後、再生原料使用比率100%の実現に向けた改質技術や品質向上に取り組むとともに、自治体・学校・企業との連携をさらに広げ、回収基盤の拡大を進める方針。
代表取締役社長の安永圭佑氏は「『プチプチ』という多くの方に親しまれてきた言葉を社名に掲げ、私たちがこれから何をまもり、どのような社会を目指すのかを、より明確に伝えていきたい」とコメントしている。
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