奥村印刷の「beak」　Asian Packaging Excellence Awards 「SUSTAINABLE PACKAGING部門」で金賞を受賞　

【2024年11月16 日】奥村印刷はこのほど、アジア地域における優れたパッケージングを称える「Asian Packaging Excellence Awards（APEA）」において、「SUSTAINABLE PACKAGING部門」にて金賞を受賞した。

取締役常務執行役員 山田秀生氏（写真左）

同アワードは、アジア地域唯一のパッケージング品質コンテストとして業界大手サプライヤーの後援のもと開催され、奥村印刷の環境に配慮した革新的なパッケージング技術が評価された。

「beak」は、折り紙の技術を応用し、災害時に必要な高機能を持ちながらもコンパクトに保管できる防災食器。
FSC認証のパルプ100％を用い、糊や接着剤を使用せずに組み立てが可能。組み立て前はA4サイズのシート状なので、かさばらず限られた倉庫スペースでの備蓄も容易という。組み立てると耐水・耐熱・耐油仕様の食器として機能し、非常時に安心して使用できる品質を備えている。

今回の受賞は、奥村印刷が持続可能なパッケージングの開発において高い評価を得たことを示し、業界内外での環境への貢献が認められたもの。

奥村印刷は今後も、環境負荷の低減を追求しつつ、デザイン性と機能性を兼ね備えた持続可能なパッケージング製品の提供に努め、社会に貢献している。

なお同社は11月20日（水）から22日（金）まで東京ビッグサイトで開催される「産業交流展2024」に出展し、防災備蓄品として「折り紙食器 beak」を紹介する。出展は今回で3回目。

同社は1月の能登地震では、奥村印刷は石川県に「beak」の丼と皿を合計1万シート寄付し、災害時に必要な備蓄品としての実用性を示した。

奥村印刷
https://www.okum.net/