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共同印刷 2022 年3月期連結業績予想を下方修正 独占禁止法関連損失などで

【2022年4月28日】共同印刷は、2022 年3月期第4四半期について、特別損失(独占禁止法関連損失)を計上し、2022 年3月期連結業績予想を修正した。

これにより売上高は930億円の予想から880億円に、営業利益は9億円から7.5億円に下方修正された。

下方修正の理由としては、公正取引委員会より独占禁止法に基づく排除措置命令および課徴金納付命令を受けたことや、独禁法への対策措置。今後生じる可能性がある契約違約金等の支払に備えることなどで、4.01 億円を「独占禁止法関連損失」として特別損失に計上することなどを挙げている。

また、売上高については、緊急事態宣言延長に伴う人流停滞等の影響により、特に乗車券類および交通系 ICカードの需要予測が当初想定から大きく乖離。一方で、持ち帰りやデリバリーの需要増による中食向けパッケージ等の増加、また、自治体においては新型コロナウイルス関連のデータプリント・BPO の大幅な増注などがあった。
その結果、全体では当初予想をやや下回るものの、収益認識基準の影響を考慮すると、ほぼ前期並みとなる見込み。

 

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