【2019年1月7日】2019 年明けましておめでとうございます。
旧年中は、弊社グラフィックス製品への格別のご愛顧を賜り、心より御礼申し上げます。
15年前に業界初のケミカルフリープレート「アズーラ」を発売してから、おかげさまでお客様より高い評価をいただき、毎年出荷量を伸ばしております。アズーラの持つ独特な砂目構造によってもたらされる、「速乾印刷」 という大きな特長もお客様より高い評価を得ている理由だと思っております。
速乾印刷は、損紙・パウダーの大幅削減、インキマイレージの大幅な改善などにより、印刷現場に大改革をもたらし、全国の印刷会社で採用が広がってきています。 速乾印刷に取り組まれているお客様から「印刷現場の意識が変わった!」「印刷現場の標準化ができた!」「大幅なコスト削減ができた!」「クライアントから印刷品質が上がったと評価された!」 などといった評価をいただき、大変嬉しく思っております。
近年では、アズーラによる速乾印刷は「印刷会社の働き方改革」にも大きな効果があるという声もいただくようになりました。速乾印刷により印刷から後工程に入るまでの待ち時間が短くなり、計画通りに製造ができるというものです。
つまり、 従来は待ち時間が長く、 残業の多かった後加工の部署の社員が、スケジュール通りに仕事を進行できるようになり、 長時間労働の改善・労働生産性の向上につながります。
労働人口減少が進んでいる日本の社会では、すでに「人手不足」が騒がれるようになってきました。印刷業界も例外なく、この問題に直面しています。人材の採用が難しくなっていく中、印刷会社が取り組んでいくべきことは、「一人当たりの生産性をいかにあげていくか」 です。アズーラによる速乾印刷が長い間お客様より高い評価をいただいているのは、アズーラがこの問題を解決する一つのツールだからだと思っております。
大きな設備投資をすることなく、チャレンジ精神だけあれば取り組めるアズーラによる速乾印刷、今後も力を入れてお客様へ提案してまいります。
2016 年に発表した業界初のクラウドワークフロー「Apogee Cloud(アポジー・クラウド)」 は、 おかげさまで導入台数も増え、クラウド技術を活用したプリプレスワークフローが実績とともに業界で認められました。 ワークフローのクラウド化によって、印刷会社は、定期的なサーバーの入れ替えやソフトウェアのバージョンアップなどの巨額なコスト負担、 または、 ウイ ルスやシステムダウンなどのリスクから開放されます。
また、 印刷現場のムダを無くすだけでなく、クライアントの印刷物のムダも無くそうという新しいコンセプトを印刷業界に持ち込んだ株式会社吉田印刷所(新潟県五泉市)様と立ち上げた、「フレッシュプリントコンソーシアム」 は、おかげさまで多くの会員様に支えられながら 4年目を迎えることができました。
フレッシュプリントコンソーシアムから学ぶ営業部門の変革術は、 しっかりと利益を出す印刷会社になるための大きなヒントであり、 会員様からも高い評価をいただいております。
このように、印刷現場のみならず営業部門の変革も促し、業界を牽引してきたアグフアですが、本年は印刷会社の一人当たりの生産性を高めていくべくIGAS2018で発表したファクトリーオートメーションを具現化してゆきます。
昨年は製紙会社大手3社より印刷用紙値上げのアナウンスがありました。労働人口の減少、資材の高騰と、 印刷会社を取り巻く環境はますます厳しくなっていきます。 どのようにこの厳しい状況をどう乗り切るのか、 アグフアの答えはプリプレスのファクトリーオートメーションです。
アグフアが提案するプリプレスのファクトリーオートメーションはプリプレス工程を極限までオートメーション化し、印刷会社の労働力不足を解決、そしてコストを削減することを目的としています。
近年の印刷業界における小ロット・多品種化の影響で印刷会社のデータ処理量は莫大になっています。
データチェック・データ仕分け・面付け・RIPなど、 これらの処理のために多くの人や時間を費やしているのが現状です。
こういった処理をアグフアのワークフロー「Apogee Prepress(アポジー・プリプレス)」
の機能拡張/自動化ツール「Apogee Drive AutoPilot(アポジー・ドライブ・オートパイロット)」 が自動化します。
オートパイロットは、 MISとの連携も可能で、 受注情報をもとに、データ収集から仕分け・データ処理を自動化します。
また、刷版工程においても、アグフアの「Expert Loader(エキスパート・ローダー)」が省力化に貢献します。 エキスパート・ローダーは、1,200枚積みのパレットから CTPプレートを直接ロードするまったく新しいオートローダーであり、今まで頻繁に複数名で行ったプレートの開梱・装填の手間を不要とし、長時間の CTP 無人運転を可能にします。 更に CTP出力後の版の仕分け・版曲げ・運搬などの自動化を実現するコンベアシステムまでインテグレーションしてご提案いたします。
このように、 入稿から印刷前までの工程を全て無人で運転できることをゴールとし、2019年はアグフアの提唱するプリプレスのファクトリーオートメーションをカタチにする年といたします。
アグフアは、これまでの 30年間、DTP 化、PDF 化、ワークフローの自動化、リモートプルーフ、ケミカルフリープレート、クラウドワークフロー等、業界に最先端技術を提唱、先陣を切って紹介して参りました。
今後もこの姿勢を維持し、アグフアのお客様が本年も業界の先頭に立ち一歩も二歩も先へ進めるよう全力でサポートして行く所存です。
最後になりますが、本年も皆様のご多幸とご繁栄と、ますますの良い年になりますよう祈念し、私の新年の挨拶とさせていただきます。
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