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米ゼロックス 富士ゼロックスとの合弁を破棄 富士フイルムは抗議「今後訴訟や損害賠償請求」も


【2018年5月14日】米ゼロックス(Xerox)は現地時間5月13日午後5時、富士フイルムHDと交わした富士ゼロックスとの合弁契約を破棄したことを発表した。

ゼロックスでは「富士フイルムが4月15日までに、富士ゼロックスの監査済み財務諸表を提供することができなかったこと」を提携解消の理由に挙げており、一方で提携に反対していたアイカーン氏やディーソン氏と和解合意した。

イメージ 富士ゼロックス

ゼロックスでは合わせて、ジェフ・ジェイコブソン氏の最高経営責任者(CEO)解任、ゼロックス取締役会の辞任を発表。
アイカーン氏が推薦するキース・コッツァ氏がアインCEOに任命される予定。

富士フイルムでは、今回の件に対しステートメントを発表し「今後訴訟や損害賠償請求も含めた適切な手段をとっていく」としている。

 

富士フイルムステートメント

ゼロックスコーポレーションには、本案件を一方的に契約終了する権利はなく、そのような決断に至ったことには抗議する。
富士フイルムは、今後訴訟や損害賠償請求も含めた適切な手段をとっていく。

15%という少数株主の支配する新たな取締役会によって、ゼロックスコーポレーションの株主が、統合によるメリットや価値を判断する機会を奪われるとすれば、残念に思う。

当社がXCとの間で、1/31に締結した経営統合に関わる契約※は、経済条件を含め、両社それぞれが外部の専門家による正当な評価に基づき、適正に協議されたものであり、未来の価値をゼロックス株主とフェアに分かち合うものだと考えている。ゼロックスの未来にとって、本案件が最良の選択肢であり、新体制にも、再考を求めていく。

※現在のゼロックスの株主に$2.5Bの特別配当を行った上で、富士ゼロックスの75%の株式価値で、統合新会社の50.1%の株式を取得するという内容

(5月14日)


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