イナミツ印刷と⼩林断截　業務提携契約の締結に合意　DX 化を通じての企業を強化

【2021年6月12日】イナミツ印刷と⼩林断截の両社はこのほど、業務提携契約の締結に合意した。
この合意により、イナミツ印刷は、経営改善ノウハウとシステムを提供し、⼩林断截は商品加工術と商品開発ノウハウを提供する。
この業務提携では、お互いが不可能領域を補完するのではなく、DX 化を通じての企業強化が目的という。

イナミツ印刷（東京都品川区）は、1970年創業の印刷業者。一方の⼩林断截（東京墨田区）の製本・紙加工業者。

業務提携の内容では、イナミツ印刷は、「イナミツシステム（販売名：aGaru SYSTEM）」を提供し、小林断截の案件ごとの損益を分析。現場作業性の評価や社内改善活動への誘導、営業戦略の⽴案を⾏う体制を提供する。また、社員成果の数値化による⼈事制度から始まり、ワークフローの整備、スタッフ部⾨のワークスキルの共有化など、のノウハウを共有する。
⼩林断截からは、断裁や⽳あけ、天糊技術をベースに、デザイン会社などの顧客要望に多⾓的視点で仕様を提案。ステーショナリー展⽰会に出品している商品開発ノウハウを、デジタル技術によって属⼈化を排除した形で受け継ぐ。

イナミツ印刷
https://www.inamitsu.co.jp/

⼩林断截
https://www.k-dan.co.jp/