【2025年8月19日】ジェイアール東日本企画はこのほど、「交通広告グランプリ2025」の審査結果を発表した。
「交通広告グランプリ」は1956年の「秀作車内ポスター展」に端を発し、その後「国鉄広告展」「新幹線広告展」を経て、1989年に「JR東日本ポスターグランプリ」として統合。2006年に現在の名称へ変更し、対象媒体を拡大してきた。2010年にはデジタルメディア部門、2022年には空間プロデュース部門とメディアプロモーション部門が新設されている。
今年度は1,654作品の応募があり、全6部門から38作品が選出された。グランプリには創味食品の「焼肉の部位ジャック広告」が輝いた。
グランプリ(最優秀賞)は株式会社創味食品の「焼肉の部位ジャック広告」だった。
同広告は電車内の中吊りや額面をすべて「カルビ」「ハラミ」などの部位名で埋め尽くしたシンプルな表現で、強烈なインパクトと臨場感を生み、最高賞に選ばれた。
審査員講評では仲畑貴志氏(コピーライター/クリエイティブディレクター)が「今年のグランプリは株式会社創味食品の『焼肉の部位ジャック広告』と決定いたしました。電車内の中吊り額面などすべてを活用し、そこへ『ハラミ』『シャトーブリアン』『カルビ』『イチボ』『ネクタイ』など、焼肉の部位を太文字で表記。たとえば『カルビ』という文字。それだけなのに強烈なインパクトがあり、しかもあの、肉が焼ける煙や音などを想起させるシズル感も豊かに伝わってくる。この、ど真ん中表現が評価されました」と述べている。
部門 | クライアント・作品名 |
---|---|
グランプリ | 創味食品:「焼肉の部位ジャック広告」 |
駅メディア部門 優秀作品賞 | 朝日放送テレビ:「M-1グランプリ2024 歴代王者集合」 |
駅ポスター部門 優秀作品賞 | パルコ:「PARCO HAPPY HOLIDAYS 2024」 |
駅ポスター部門 最優秀賞 | ベルマーク教育助成財団:「良い行いは、きっと誰かが見ているよ。」 |
空間プロデュース部門 力作 | サントリー:「クラフトボス 甘くないイタリアーノ」 |
車両メディア部門 力作 | サントリー:「クラフトボス 甘くないイタリアーノ」 |
交通広告グランプリ2025
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