【2024年8月22日】大日本印刷(DNP)は8月から、家電や生活雑貨、家具などのインテリア製品向けに木目・石目などの「オリジナル意匠データの使用権販売」を開始した。
DNPは1950年から、化粧シートや化粧鋼板の製造・販売事業を展開している。
今回、これらの事業で培ったインテリアデザインの企画・開発のノウハウなどを活かし、空間内の調和を重視するインテリア製品向けに、製品の特徴や生活者ニーズに最適化した意匠のデータを提供する。
同サービスの第一弾として、ライフオンプロダクツが2024年冬モデルとして販売する加湿器・ヒーター・カイロなど計4アイテムで採用された。
今回開始した「データ使用権販売」サービスは、最新インテリアトレンドを反映した意匠データを約5万点のデータアーカイブからデータを提供。展示会や住宅、オフィス、ホテル、商業施設など、デザイン性に優れた建装材用の意匠データを提供する。
また、データはニーズに合わせて最適化し、間隔(ピッチ)や色調、色合い、エンドレス処理などの調整も可能。
ユーザー像「ペルソナ」を設定し、ライフスタイルや好みのデザイントレンドを想定。これに相応しいインテリア空間に適した各種製品の色・柄を提案する。
今後DNPは、同サービスをインテリア製品などの企画・製造をする企業に提供。2026年度までに累計5億円の売上を目指す。
DNPオリジナル意匠の制作・データ使用権販売について https://www.dnp.co.jp/biz/products/detail/20175499_4986.html
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