ドローン協会　ドローンショー事業に参入　White Crowと業務協力し全国展開へ

【2025年12月26日】一般社団法人日本ドローンビジネスサポート協会は12月、ドローンショー事業を展開するWhite Crowと業務協力を開始し、ドローンショーサービスの取り扱いを始めた。
全国43都道府県に130拠点を持つネットワークを活用し、地域イベントや自治体事業などでの展開を進める。

ドローンショーは、多数の機体を夜間に飛行させ、光による演出を行う空中エンターテインメントとして注目を集めている。花火大会や地域イベント、企業の記念行事などで導入が進む一方、機体設置や安全管理などに専門人材を要する点が課題とされてきた。

協会はこれまで、空撮や測量、点検、物流など産業分野を中心にドローンビジネスの支援を行ってきたが、エンターテインメント分野のサービスは扱っていなかった。今回の業務協力により、White Crowが企画・制作・運営を担い、協会が営業や人員支援を担当する体制を構築する。

人員面では、協会に所属する経験者を活用し、機体の設置や運用補助、安全管理などを支援する。これにより、地方を含む各地での開催を円滑にし、全国規模での提供を可能にする。

協会は今後、地域の祭りや観光イベント、企業催事などへの導入を進め、ドローンショーを新たな事業領域として育成する方針。
White Crowは全国ネットワークを生かした展開により、営業範囲の拡大を図る。