【2025年12月1日】TOPPANが、トレジャーデータと共同でデジタルとリアルメディアを自動連携するCX向上サービスの提供を27日に開始した。
あらゆる顧客接点のデータを統合するカスタマーデータプラットフォームである「CDP」に蓄積された顧客データと、同社が持つダイレクトメールやサンプリング・コンタクトセンターなどの各種サービスを自動連係し、顧客のオンライン行動に応じた即時のアプローチを可能にする。

同サービスは、トレジャーデータのCDPで統合された顧客データを基に、AIが最適なシナリオを設定し、デジタルとリアル双方の施策を自動で出し分ける仕組み。従来、DMやサンプリングなどリアルメディアの活用は制作やデータ連携の工程が多く、タイムリーな実施が難しかった。
今回の連携では、DM制作・印字、サンプリング発送、コールセンター連携などTOPPANグループの基盤へ自動で安全にデータが送られ、即時性の高い施策が実現する。
デジタルとリアルメディア双方の結果データはCDPに戻され、AIが継続的に学習することでターゲティングやアプローチ内容が高度化される。企業は、顧客のWeb閲覧やメール開封に連動したDMの発送など、最適なタイミングでのリアル施策を実施できる。
提供価格は、連携機能の初期設定と基本DM施策の実施で約200万円から。パーソナライズ動画「livepassCatch」や顧客行動予測「KAIDEL」などのオプションも利用可能である。
TOPPANは本サービスをメーカー、金融、インフラ業界へ展開し、2027年度までに関連売上10億円以上を目指す。
なお、同サービスについての開発背景や活用方法について解説するセミナーを12月18日(木)12時10分から開催する。講師はトレジャーデータ執行役員 Head of Partner Allianceの正木 大輔氏。
テーマ:TOPPAN×Treasure Data CDP連携サービス 徹底解説
リアルメディアのCDP連携とAI活用によるCX向上の新常識
日時:12月18日(木)12時10分〜午後1時
会場:オンライン(Zoom)
申込URL:
https://solution.toppan.co.jp/seminar/detail/treasuretoppan_aicx_2512.html?utm_source=mail&utm_medium=mail&utm_campaign=newsrelease
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