【2025年8月20日】LIVE BOARDとエムシードゥコーは、世界的デジタルOOHサプライサイドプラットフォーム(SSP)であるVIOOHとの連携を通じ、広告を実際に視認したと推定できる人数に基づくインプレッション(VAC)を用いたグローバル取引が可能になったと発表した。
NTTドコモの位置情報データと解析技術を活用し、国際水準に準拠した取引を実現する。
エムシードゥコーが展開するシティスケープは、全国43都市に3,000以上の広告付きバス停「B-Stop」と6,000以上のパネルを設置する国内有数のネットワーク。今後はVACを基準にした取引が導入され、広告主により実効性の高い指標を提供する。
LIVE BOARDは全国で6万7百以上のスクリーンを運用。独自ネットワークとキャリアのビッグデータを掛け合わせ、性別・年代別ターゲティングなど従来のOOHでは困難だった配信を可能にしている。
さらに、LIVE BOARDマーケットプレイスとVIOOHの接続により、日本国内での取引開始に向けた準備も進んでいる。近日中に、エムシードゥコーが運用・管理する「シティスケープ」でVACを活用した取引が可能となる予定だ。
VAC(Visibility Adjusted Contact)は、OOHグローバルメジャメントガイドラインで推奨される視認調査に基づくインプレッション。視認エリア内の人数(OTS)に対し、広告接触可能性(OTC)と視認率を加味して算出され、実際に広告を視ると推計されるのべ人数を示す。
VIOOHはロンドンに本社を置き、世界32市場でプログラマティック取引を展開。50を超えるDSPと連携し、プレミアムDOOH取引の拡大を進めている。
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