セイノーグループとラクスル　「ラクスルDM便」の提供エリアを関西へ拡大　大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀も対象に

【2025年5月9日】セイノーグループの地区宅便とラクスルは、共同展開するダイレクトメール（DM）向け配送プラン「ラクスルDM便」の提供エリアを、従来の一都三県に加えて関西（大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀）へ拡大した。

「ラクスルDM便」は、1通あたり56.1円～（税抜）で印刷から配送までをワンストップで提供する法人向けのDM配送サービス。地区宅便のラストワンマイル特化型ネットワークと、ラクスルの印刷サービスを組み合わせ、2025年3月にスタートした。従来は印刷会社とDM発送会社に別途依頼する必要があった業務を一本化し、発注工数の削減も実現している。

今回のエリア拡大は、サービス開始後の顧客からの反響や、関西圏での需要の高まりを受け、当初のスケジュールを前倒しして実施された。関西エリアの配送についても地区宅便が対応し、それ以外の地域には日本郵便の「ゆうメール」を活用する。

さらに、関西エリア展開を記念し、「ラクスルDM便」の初回利用が最大10％割引となるキャンペーンも開始された。対象は6月30日（月）までにエントリーした企業で、2026年6月末までに発送される初回注文に適用される。

現在の配送対象は全国（関西および一都三県を含む）で、非信書かつ100g以内のDMを最低500通から受け付ける。ラクスル以外で印刷したDMの持ち込みにも対応する。

物流業界では人手不足や郵便料金の値上げといった課題が顕在化しており、今回の取り組みは「地産地消型の配送インフラ」を強化する一環と位置付けられる。今後は全国の主要都市への展開も予定している。

サービス詳細・エントリーは以下から
https://st.raksul.com/directmail/dmbin