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【2022年度グッドデザイン賞】電通グループ4社らの共同プログラム「で、おわらせないPROJECT」にて開発の「名刺用凸面点字器ten・ten(テンテン)」が受賞

【2022年10月11日】電通プロモーションプラスはこのほど、国内電通グループ4社及びパンテックの共同プログラム「で、おわらせないPROJECT」にて開発した「名刺用凸面点字器ten・ten(テンテン)」が、「2022年度グッドデザイン賞」を受賞した。

グッドデザイン賞は、1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動。これまで55年以上にわたって、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、延べ受賞件数は39,000件以上に上る。

「で、おわらせないPROJECT」は、企業が自社で取り組める活動として、オフィス等で使用しなくなったプラスチック製品を再資源化し、創造的再利用を目指す社会課題対応型のアップサイクルプログラム。

今回は、その第1弾として、名刺に簡単に点字を書くことができる「名刺用凸面点字器ten・ten」を開発した。
電通プロモーションプラスは、顧客企業の環境対応プロダクトへの要請の高まりに応じ、環境に配慮した植物由来プラスチックの活用や開発等に取り組んでおり、当プロジェクトへも全体設計の段階から参画、DJNサステナビリティ推進オフィスと協業してきた。

製造フェーズでは、入れ替え期限を迎えた防災ヘルメットの回収、再資源化から名刺用点字器の開発および製造に加えて、「で、おわらせないPROJECT」のロゴ開発。コピーライティング、WEBサイト、動画等のクリエイティブ制作まで幅広く担当した。

有効なビジネスコミュニケーションツールとして活用されている名刺に点字が施され、それが浸透していくことで、社会全体のダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)の意識の啓発・推進に繋がるといった意図がある。

今後は、開発対象の製品・サービスを拡大しつつ、本ソリューションプログラムを顧客企業・団体等へ提供していく。

 

審査員評価コメント

リサイクルプラスチックで何ができるかを考えた末に、そのプラスチックから小型点字器をつくってプロモーションに生かしたプロジェクトだ。点字器自体は非常に小さなもの故に、リサイクルによる環境負荷への対応としての効果は限定的かもしれない。しかしながら、広めた人に対して同時に複数の社会課題を意識させるコミュニケーションツールとして捉えると、意識喚起のために価値のあるプロジェクトだと感じて高く評価した。このプロジェクトの他の展開もぜひ期待したい。

アップサイクルプログラム「で、おわらせないPROJECT」第1弾の「名刺用凸面点字器ten・ten」の概要
https://deowarasenai.jp

GOOD DESIGN AWARD 2022特設ウェブサイト
http://promo.g-mark.org/

パンテック
https://www.pant echco.jp/

点字の監修:日本点字普及協会
http://tenjifukyu.jp/

点字器開発の協力:読書工房
https://www.d-kobo.jp/

電通ジャパンネットワーク
https://www.japan.dentsu.com/jp/

電通
https://www.dentsu.co.jp/

電通プロモーションプラス
https://www.dentsu-pmp.co.jp/

電通コーポレートワン
https://www.dc1.dentsu.co.jp/jp/

電通そらり
https://www.dentsu-sol.co.jp/

 

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