【2017年7月22日】自分だけしか持っていないグッズを手に入れたいというのは、ファンならば当たり前の心理だろう。そんな夢を叶えるグッズをプロ野球の中日ドラゴンズが6月のイベントで配布し話題となった。
今回、ドラゴンズが配布した「D-LOVE♡応援ボード」は、同チームのユニホームや背番号をモチーフに50,000枚の異なるデザインを作成した。
表側はユニホームデザインをモチーフに「森監督+支配下全選手」の名前と背番号の69種類。裏側は応援女子メッセージ81種類を組み合わせたもの。さらにこの約5,600パターンをランダムにうちわ上に配置し、50,000種類のデザインを作り出した。
配布されたのは6月16日(金)、17日(土)の日本生命セ・パ交流戦(対埼玉西武ライオンズ)。ドラゴンズが行っている女性向けイベント「GIRLSシリーズ2017」で、本拠地ナゴヤドームに観戦に来たドラゴンズファンの女性に配られた。
この印刷を担当したのは、特殊印刷や出版印刷ビジネスで知られるウイル・コーポレーション。
同社が導入したデジタル印刷機とパターン化技術を生かし、今回の「D-LOVE♡応援ボード」を仕上げている。
ウイル・コーポレーションでは2015年12月、インクジェット(IJ)方式のデジタル印刷機「HP Page Wide Web Press T230」と電子写真方式のデジタル印刷機「HP Indigo10000デジタル印刷機」を導入。
今年、新たにIJ方式の「HP Page Wide Web Press T490 HD」とミューラー・マルティニの後加工機「シグマライン」「アレグロ」を導入し、特に広告・出版業界向けに、きめの細かいサービスを提供できるようになった。
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