【2026年3月27日】共同印刷は、モノクロ漫画のスクリーントーンのみを自動で除去する画像処理技術「eComicScreen ReM」を開発した。過去作品のカラー化需要が高まる中、作業効率の向上と品質維持の両立を図る。

同技術は、独自のAIモデルにより線画とスクリーントーンを識別し、作家のタッチを損なうことなくトーン部分のみを高精度に除去する点が特徴である。従来は手作業で行っていたトーン除去工程を自動化することで、作業負担の軽減につなげる。
処理速度も大幅に向上した。従来は1ページあたり数時間を要していた作業を、数秒で完了できるとしている。さらに、コミックス1巻分をまとめて処理する一括変換にも対応し、制作工程全体の効率化を実現する。
漫画のカラー化においては、トーン除去後の線画データが品質を左右する重要な工程となる。同技術により、クリエイターは着色などの創作工程に時間を割くことが可能になる。
同社は今後、出版社向けに同技術を含むeComicシリーズの提案を進め、電子コミック市場の拡大に対応した制作環境の整備を支援するとしている。
Copyright © 2026 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.