スマートゲート　電子書籍用リデザインサービスの提供を開始　紙の本を適切な形式に変換→販売もサポート

【2024年7月26日】スマートゲートは7月24日、電子書籍用リデザインサービスの提供を開始した。
同サービスは、印刷用の書籍データを電子書籍用に最適化するもの。

通常、印刷用の書籍データは紙で読むことを想定しているため、紙面サイズに合わせたデザインで作成されている。このため、同じデザインのまま電子書籍化すると、スマートフォンやタブレットで閲覧する際に本来の見せ方ができず、読みやすさが損なわれてしまうことがある。

スマートゲートでは、このような印刷用の書籍データを、電子書籍で快適に閲覧できる形式にリデザインする。同社のノウハウをもとに「どのようなデザイン調整が必要なのか」「電子書籍の特性を活かしてどんな見せ方が可能なのか」、書籍に適した提案を行なう。

提案するリデザイン案は、スマートフォンやタブレットに適した文字サイズやフォントの提案や、電子書籍上でのリンク設定を意識した注釈や索引などの配置調整、ひと目で見やすい組版やデザインへの再構成など。
相談時には実際の紙面を見ながら提案を行う。
入稿可能データは、InDesign、Word、PDFなどで、形式によってオプション料金が異なる。

同社では、リデザインした書籍データを電子書籍化まで一括で行い、各種オンラインストアの規定に合わせた電子書籍を制作、販売までサポートも可能という。
また、販売用の電子書籍だけでなく、会社紹介資料やカタログサンプルなど多くのユーザーに情報発信を行いたい場合は、WEBサイト上での公開が可能な「デジタルブック」形式への変換も行っている。

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