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大日本印刷ら アミューズメント施設などに向けたフォトサービス拡張を発表

【2020年9月30日】大日本印刷(DNP)と、100%子会社のDNPフォトイメージングジャパン(PIJ)は、国内外のアミューズメント施設などに向けた各種フォトサービスを拡張することを発表した。

まず10月1日(木)、国内では、センサーやタッチパネルを活用し、利用者が一人だけでは撮ることのできない画像を自動で撮影して、販売する「自動撮影ソリューション」のサービスを開始する。

また、2020年4月にDNPが子会社化した米国・Colorvision International, Inc.(CVI)の強みを活用。同社は、大手テーマパークや観光地等に100カ所以上にフォトシステムを提供している。アトラクションでの「ライドフォト」をはじめ、アミューズメント施設でのクリエイティブ、システムの開発力と、DNPのプリント関連の技術や自動撮影サービスを掛け合わせたフォトサービスを国内外で展開していく。

「自動撮影ソリューション」とは、DNPが独自開発したカメラ制御技術により、さまざまなセンサーやタッチパネルを活用し、撮影から販売までの一連の流れを簡単な操作で遠隔から自動的に行うもの。
撮影しづらい条件や、利用者が1人では撮ることが難しいアングルにカメラを設置し、センサーによる感知やタッチパネルの操作を組み合わせて自動撮影できるため、「一瞬」の臨場感やライブ感を写真に残せる。

撮影した写真データはサーバーに送信され、その後、プリントまたは写真データを利用者のスマートフォンなどに送信。利用者は、アミューズメントパークやイベント施設であらかじめ配布されたQRコードを各フォトスポットでかざして画像を登録しておくことで、撮影終了後に販売所等でまとめて購入できる。

同ソリューションは2020年秋の本格提供に先立ち、沖縄県の「ナゴパイナップルパーク」で採用され、9月19日に「ダイナソーアドベンチャーツアー」でサービスを開始している。

今後、両社はこれらにより「自動撮影ソリューション」をスポーツ施設、スタジアム、観光地、テーマパーク、商業施設、イベント、展示会などに提供していくほか、大型アミューズメントパークに特化したCVIの撮影・販売システム・技術も合わせて事業を拡大。
2024年度までに約100億円の売上を目指す。

自動撮影ソリューション
https://www.dnpphoto.jp/corp-customer/auto-shooting_system/

Colorvision International, Inc
https://corporate.amazingpictures.com/CorporateInfo.aspx

ナゴパイナップルパーク
https://www.nagopine.com/

 

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