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共同印刷と東京女子大開発の「小春良読体」イワタから発売 ユニバーサルデザインで読みやすく

【2017年9月2日】共同印刷はこのほど、フォント「小春良読体(こはるりょうどくたい)」を、イワタから発売する。

「小春良読体」は2015年1月、共同印刷が東京女子大学の小田浩一教授との共同研究によりに開発したもの。
ミネソタ大学ロービジョン研究室が開発した検査法「MNREAD-J(エムエヌリード ジェイ)」により、読みやすさを検証しており、小さくても読みやすいユニバーサルデザインフォント(UDフォント)となっている。

共同印刷 イワタ 小春良読体
上段:小春良読体 、 下段:一般的なゴシック体

「イワタUDゴシック」をベースに開発したフォントで、字間の確保や濁点をつぶれにくくするなどの特長があり、「より多くの情報を、より読みやすく載せたい」という要望に応えている。

横書き文章の読みやすさを重視しており、用途はクレジットカードの利用明細や契約更新のお知らせなどの通知文書、請求書類、申込書、商品説明などを想定している。

同フィンとは「Windows:7(SP1) /8.1 /10」対応で、標準小売価格は20,000円(税別)。

共同印刷では今後、イワタを通じた「小春良読体」の提供拡大を進め、さまざまな情報伝達シーンにおける”読みやすさ”実現を支援する。

 

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