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ITMA2015レポート① ミマキエンジニアリング 新型機多数 分散染料インクや蛍光インクなども参考出品

【2015年11月16日】4年に1度のテキスタイル製造に関する世界最大の展示会「ITMA2015」が11月12日から19日まで、イタリア・ミラノの「Fiera Milano Rho(フィエラミラノロー)」で開催されている。主催はMP Expositions Pte Ltd。出展者は1,300社以上で、期間中の来場者は約10万人に達する。
プリント&プロモーションでは、デジタルプリンティング関連の製品を中心に各社をレポートする。

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ミマキエンジニアリングは、デジタル捺染インクジェットプリンタを中心に多数の機材を出展している。
新製品「TX300P-1800」は、「Tx2-1600」の後継モデル。幅1.8mのロール・ツー・ロール搬送方式を採用しており、布地にダイレクトプリントが可能だ。最大出力解像度は1,440dpi、最大作図幅、最大メディア幅ともに1,920mm。

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同製品ではポリエステルの染色に使用される「分散染料インク(参考出品)」を初めてラインアップ。飛行機シートをサンプル作製している。「捺染顔料(参考出品)」も同機用に開発しており、5種類のインクを使い分けての出力が可能になった。

さらに、「蛍光昇華インク」も「TS300」「JV300」シリーズ用に 参考出品している。
同インクは蛍光イエロー、蛍光ピンクの2種類があり、いずれもユニホームなどスポーツ関連では好まれる色。
担当者は「需要や発色に関する意見を聞きながら製品化する」としており、今後発売に向けて動きを加速する。

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新製品の「TX300P-3200」は、スーパーワイド昇華転写プリンタ。最大出力幅は3.2m幅(転写紙プリント)で、ホームテキスタイル、インテリアファブリック分野で活用可能。今回はサンプル展示も行う。ヘッドをTS300と同様のものに変更しておりさらに高品質化している。発売は2016年の春ごろを予定。

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このほか、毎時最大15㎡のハイスピードプリントが特徴の「Tx500-1800DS」や、「TX500-1800B」と反応染料の実演も行った。

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参考出品ではシステムワークフロー管理ソフト「Mimaki Job Order Workflow」も紹介。IJPを中心とした工程管理の見える化を提案した。

これらの製品の一部は、2015年11月18日(水)~ 20日(金)に江東区有明の東京ビッグサイトで開催される「インテリアトレンドショー 第34回JAPANTEX2015」でも展示される予定。

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