高速オフセット　開くとデザインが現れる「バッグ型パッケージ」を企画・製造　クリエーター×印刷製品試作プロジェクトの第7弾

【2024年11月12日】高速オフセットは、クリエーター×印刷製品試作プロジェクトの第7弾として「バッグ型パッケージ」を企画・製造した。
高速オフセットでは、総合印刷会社として「印刷製品の表現の幅を広げ、世の中に必要とされるアイデアの種を創出する」ことを目指している。

2024年６月にクリエーター×印刷製品試作プロジェクトをスタートし、WEBサイト「アイデアのアイデア」にて企画製品を公開してきた。

第7弾「バッグ型パッケージ」のコンセプトは、「もらって、開けて、笑顔広がる」とし、高速オフセットが保有するB1オフセット枚葉機の特徴を生かし、パッケージに挑戦した。

表側ばかりが注目されるパッケージデザインだが、「受け取って開ける瞬間」にも笑顔になってもらいたいと、今回は形状から広げた時のデザインまでの工夫を考案した。
接着剤を使わず一枚の紙で組み立てられる構造で、紙同士を引っ掛けて止める設計とした。
プロジェクトチーム内では「まるでベルト」という声があり、そのままベルトのようなデザインにすることで、可愛らしいカバンのようなフォルムを目指したという。

製品は、バッグ型のまま中身の商品を取り出せるが、ベルトを外して開いてみると、内側の華やかな印刷が商品を一層際立たせる。

試作品では、フルーツのコンフィチュールやジャム、抹茶クッキー、焼き菓子などを想定して3種のデザインを企画・製造した。

同社では、この製品へのオリジナルデザインの受注も行うとしている。

高速オフセット
https://www.kousoku-offset.co.jp/