ヱスビーの香辛料「名匠シリーズ」　「第41回木下賞包装技術賞」を受賞　凸版印刷、PIJINの技術を評価

【2017年6月12日】エスビー食品と凸版印刷、PIJINの3社はこのほど、エスビー食品が販売するチューブ入り香辛料の最高級タイプ「名匠シリーズ」で、日本包装技術協会（JPI）が主催する「第41回木下賞包装技術賞」を受賞した。

「木下賞」は、日本包装技術協会が主催し、JPIの2代目会長故木下又三郎氏の包装界に対する多年の功績を記念して設定された表彰事業。
包装技術の研究・開発に顕著な業績をあげたものや、包装の合理化・改善・向上・新規分野創出に顕著な業績をあげた製品に与えられる。

受賞した「名匠シリーズ」は、厳選の国産原料と匠の技で丹精込めて作り上げた、最高級タイプのチューブ入り香辛料。
同商品には、凸版印刷とPIJINが提供する「QR Translator」を使った多言語対応パッケージを採用。外箱に印字されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、スマートフォンの設定言語を自動で認識し、その言語（英語、中国語（簡体中文、繁体中文）、韓国語、日本語）で商品特徴を表示する。

使用方法や調理法、産地など、和食文化の伝統的な香辛料を提供する「名匠シリーズ」のこだわりを多言語で発信することにより、和食文化を発信・継承し、ユーザーの満足度向上を図るという。

このQRコードを使った多言語による和食文化の発信が評価され、今回の受賞につながったという。

採用されている「QR Translator」はPIJINが提供するサービスで、スマートフォンでパッケージなどに印字されたQRコードを読み取れば、日常スマートフォンで使用している言語で情報閲覧できる。

なお、「名匠シリーズ」は2016年8月のリフレッシュ以降の販売実績が前年比122％と好調に推移している。