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SCREENホールディングスの「用紙蛇行に対応する印刷装置」が「近畿地方発明表彰 日本弁理士会会長賞」を受賞 印刷品質の向上を高く評価

【2024年11月19日】SCREENホールディングスの「用紙蛇行に対応する印刷装置(特許第6438718号)」が、発明協会が主催する「令和6年度近畿地方発明表彰」で「日本弁理士会会長賞」を受賞した。表彰式は 11月28日(木)にホテル日航奈良にて行われる予定。

同装置はロール式高速フルカラーインクジェット印刷機「Truepress JET 520HD Series」などで採用されている。

「近畿地方発明表彰」は、1921年から行われており、全国を北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州の8地方に分け、各地方で優れた発明・考案・意匠を生み出した技術者・研究開発者を顕彰するもの。

今回受賞した発明は、連続紙に画像を印刷するインクジェット印刷装置で、搬送される連続紙の蛇行量を検出し、検出した蛇行量から未来の蛇行量を予測することにより印刷位置を調整する技術に関する。
この発明により、複雑に蛇行する連続紙でも予測した蛇行量からリアルタイムで印刷位置を調整して印刷できる。これにより、見当ずれや色ずれを抑制し、印刷品質を向上させたことが高く評価された。

搭載したSCREENグラフィックソリューションズ製のデジタル印刷機「Truepress JET 520HD Series」は、高精細な印刷物を高速で安定して生産でき、商業印刷市場や出版市場で評価を得ている。

 

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