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エプソン 軽印刷もカバーする高速インクジェット複合機を発表 最大毎分100枚 導入方法も新提案


【2017年2月3日】セイコーエプソンは2月2日、軽印刷までをカバーするA3サイズ高速インクジェット(IJ)複合機/プリンタの新製品「WorkForece Enterprise LX-10000Fシリーズ」と「同LX-7000Fシリーズ」を発表した。

エプソン 軽印刷 複合機 002 エプソン 軽印刷 複合機 051

新製品は「PrecisionCore」 の新開発チップを配列にしたラインヘッドの搭載により「LX-10000Fシリーズ」で毎分100枚、「LX-7000Fシリーズ」で毎分75枚と高速印刷を実現した。
非接触出力により熱を使わないピエゾ方式のインクジェットヘッドにより、環境性に優れた出力環境も実現する。

「PrecisionCore」は36チップ(33500ノズル)を斜め配列、用紙を止めることなく高速印刷に対応する。
搬送は静電吸着ベルトで紙を送ることにより、バタつきなく、高速の出力でも安定し品質を保持できる。
また、両面印刷時も片面印刷と同等のスピードで印刷可能で、生産性を落とさないことも特徴だ。

エプソン 軽印刷 複合機 061

最大出力解像度は高画質モードで600×2400dpiとこれまでにない高画質を実現。
さらに紙粉などによるノズル詰まりを自動検知し、画質を調整する「ノズル自己診断システム」を搭載しており、品質にこだわるユーザーに対応できるシステムとなっている。

速乾性の高い顔料の採用により、高生産性はもちろん、IJ専用紙だけでなく普通紙や和紙、エンボスなど幅広く、297×1200㎜の長尺印刷にも対応する。
インクカートリッジは大容量でブラックが10万枚、カラーは5万枚までインク交換の必要がない。

エプソン 軽印刷 複合機 169

電源は100Vの家庭用を使用するため工事の必要がなく、消費電力も「LX-10000Fシリーズ」が320W 、「LX-7000Fシリーズ」が300W と同クラスの複合機に比べ格段に省電力。
構造がシンプルなため、紙詰まりが少なく紙詰まりが起こった場合も内部の温度が低いため安全に取り出せる。また、定期交換が必要な部品は給紙ローラのみと、ランニングコストの面でも優位性が高い。

エプソン 軽印刷 複合機 078

セイコーエプソンの碓井稔社長は「すべてのオフィスのプリントをインクジェットに置き換えていく」と意欲を見せる。

 

エプソンスマートチャージで買い方を提案

販売を統括するエプソン販売では、月額1万円から導入可能な「エプソンスマートチャージ」を充実した。
従来通り、本体の購入の必要がなく規定枚数までは月額料金で使用可能な「オールインワンプラン」加え、本体購入の有無や、インクの使用方法、保守までそれぞれ選べる「インクスタンダードプラン」、本体購入以外は月額料金となる「カウンターチャージプラン」など、ユーザーにあったプランから導入方法を選択できるようにした。

エプソン 軽印刷 複合機 123

エプソン販売の佐伯直幸社長は「エプソンはホームからオフィス、オフィスからオフィスセンターへとプリンタの用途を充実させてきた。今回の新製品により、インクジェットによる軽印刷市場へ本格参入可能。インクジェット軽印刷により、市場拡大を実現する」と期待を込める。

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左からセイコーエプソン久保田孝一常務、碓井稔社長、エプソン販売佐伯直幸社長

同社では大量に印刷を行う官公庁や学校、病院はもちろん、印刷業への販売も視野に入れており、今後国内代理店などとともに販売を進めていく。

発売はいずれも2017年5月を予定している。


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