プリント&プロモーション―デジタルプリントの専門サイト――

ミマキエンジニアリング 大判プリンタ用インクカートリッジを「紙製」に 削減効果はプラ44t、CO2が57t、輸送時CO2も約8t

【2024年5月9日】ミマキエンジニアリングは5月から、プラスチックを主な原料としている同社のインクジェットプリンタ用のインクカートリッジを「紙製インクカートリッジ」に変更した。

今回の「紙製インクカートリッジ」は、材料の一部を紙製に変更したもので、製品の脱プラによるサステナブルなプリントビジネスの提案を目指している。
まずは、サイングラフィックス市場向け主力製品であるエコソルベントプリンタ用のインクカートリッジ(SS21ソルベントインク440ml)に採用し、5月から全世界に向け出荷を開始する。

材料の一部を、プラから紙に置き換えることで、カートリッジ1本あたりのプラ使用量を68%削減した。これにより、同社では年間で、プラ使用量を44t削減、プラ製造工程での57tのCO2の排出量削減を見込む。
さらに紙製インクカートリッジにすることで、プラ製からの軽量化を実現し、これによる全世界への輸送に掛かるCO2排出量を年間約8t削減できる見込み。

なお、同社はこのインクカートリッジにより「2023日本パッケージングコンテスト」の工業包装部門賞を受賞している。

ミマキエンジニアリングのSDGsに関する取り組み
https://ir.mimaki.com/about/sustainability/

ミマキエンジニアリング
企業・IRサイト
https://ir.mimaki.com/
製品サイトhttps://japan.mimaki.com/

 

Copyright © 2024 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.