【2017年2月15日】焼却時にCO2を削減する包材「エコナノ」が、味の素の「鍋キューブ 8 個入」(全7種類)のパウチで採用された。食品用での採用は世界初。
エコナノは、サトーホールディングスのグループ会社であるサトーグリーンエンジニアリングが開発・販売を行う製品。
ナノテクノロジーにより、焼却時に発生する炭素分を灰として残すことでCO2 を抑える技術が投入されている。
味の素の「鍋キューブ」8 個入で採用されることで、導入前と比較して、燃焼時の CO2 発生量は25%以上削減され、年間の CO2 排出量では約 44 トンの削減となる見込み。
味の素㈱ではこれまで、製品パッケージの省資源化や出荷時の省エネルギーなど環境負荷の低減に注力してきたが、新しい技術探索の中で、エコナノが持つ「燃焼時のCO2削減」に着目し採用となった。
味の素㈱では「鍋キューブ」を独自の環境マークである「味なエコ」マークの記載製品としてラインナップ。また、味の素では、2016年11月末に開催された「第54回全日本包装技術研究大会」で、この開発事例を「CO2発生量削減包材の開発」と題して発表し、優秀発表者として表彰ている。
味の素株式会社 関連 URL(CO2 吸収包材でエコ)
https://www.ajinomoto.com/jp/activity/environment/eco/life09.html
サトーのエコナノ
http://econano.sato.co.jp/
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