【2026年10月7日】大日本印刷(DNP)は、液体紙容器のキャップと中栓を一度の動作で同時に開けられる「DNP易開栓キャップ」に、不正な開封の有無を確認できる機能を加えた「DNP易開栓キャップ(タンパーエビデントタイプ)」を開発した。2027年1月に提供を開始する。

同製品は、キャップを初めて開封するとリング状のタンパーエビデントバンドがキャップから分離する仕組み。キャップを再封するとバンドとの間に隙間ができ、不正な開封の有無を目視で確認できる。
これにより、酒類などで容器全体を覆うために使われてきたシュリンクフィルムが不要になり、改ざんなどの不正行為の抑止と商品の信頼性向上、プラスチック使用量の削減を両立する。削減量は、1.8Lの液体紙容器1本あたり約3g、900mlの容器で約1.9g(自社調べ)。
従来の「DNP易開栓キャップ」と同様、キャップを回す一度の動作でキャップと中栓を同時に開けられる構造も維持し、プルリングを使った中栓開栓時の指のかかりにくさや液はねといった課題も低減する。

DNPは、酒類メーカーや調味料メーカー向けに本製品を提供し、2030年度までに累計10億円の売上を目指す。既存の「DNP易開栓キャップ」からの切り替えを順次進めるほか、洗剤などの非食品容器への展開やグローバル向け仕様の開発も進める。
10月14日から16日まで東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2026」のDNPブース(東1ホール1R13)で紹介する。
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