【2025年12月3日】新潮社は12月1日、宮島未奈の最新刊『成瀬は都を駆け抜ける』の発売とシリーズ完結を記念し、京都駅や山科駅、大津駅、膳所駅、石山駅、草津駅に特別広告を掲出した。
掲出期間は12月7日までで、京都と滋賀の主要駅に大型ビジュアルが並ぶ。

同作は2024年の本屋大賞や坪田譲治文学賞を受賞した『成瀬は天下を取りにいく』から続くシリーズの最終巻で、累計発行部数は180万部を突破している。
物語の舞台となる京都での展開に合わせ、地域ゆかりの駅での広告展開を行った。

京都駅ではB0ポスター3枚を並べた大型広告2種を掲出し、シリーズのメインコピーを再構成したデザインを採用した。一方、山科駅・大津駅・膳所駅・石山駅・草津駅では、成瀬と島崎による決めぜりふ「膳所から世界へ!」を掲げたビジュアルを展開している。主人公の出身地である膳所へのオマージュを込めた内容となっている。
掲出初日の12月1日には、京都駅地下通路や各駅での設置作業が行われ、多くの利用客の目を引いた。広告の様子は同社Webサイトで公開されている。


『成瀬は都を駆け抜ける』は全6篇で構成され、膳所高校を卒業し京大生となった成瀬あかりが京都の街で出会う人々との交流を描く。シリーズの特徴であるユーモアと情感を受け継ぎつつ、主人公の成長と結末を描く内容となっている。現在、第1話「やすらぎハムエッグ」が試し読みとして公開されている。
タイトル:成瀬は都を駆け抜ける
著者:宮島未奈
発売日:2025年12月1日
定価:1,870円(税込)
ISBN:978-4-10-354953-6
https://www.shinchosha.co.jp/book/354953/

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