日印産連、2025年度GP認定制度の3賞を発表　環境大賞はあわしま堂などが受賞

【2025年9月2日】日本印刷産業連合会（日印産連）は、グリーンプリンティング（GP）認定制度に基づく2025年度の「GP環境大賞」「GPマーク普及大賞」「GP資機材環境大賞」の受賞企業・団体を決定した。表彰式は10月15日（水）、東京・神保町の出版クラブホールで開催される。

GP認定制度は、印刷産業における環境負荷低減を目的に2006年に創設。工場・事業所の認定や、環境配慮基準を満たした製品へのGPマーク表示、資機材の認定を行う業界初の総合環境配慮制度で、現在全国441工場が認定を受けている。

受賞一覧（抜粋）

• GP環境大賞ゴールドプライズ
  　あわしま堂
• GP環境大賞（一般印刷の部）
  　教育芸術社、日本航空
• GP環境大賞（パッケージ印刷の部）
  　竹下製菓
• GPマーク普及大賞ゴールドプライズ
  　北四国グラビア印刷、六三印刷
• GP資機材環境大賞
  　資材部門：日本シーマ
  　機材部門：リコー

このほか、あいおいニッセイ同和損害保険や沖縄市役所などが準大賞を受賞。GPマーク普及部門では宝印刷、大日本印刷、巧芸社などが選ばれた。

日印産連では「今回の表彰を通じて、SDGsの目標『つくる責任 つかう責任』の実現に寄与し、環境に配慮した印刷製品の普及とGPマークの認知拡大を一層推進したい」としている。