大阪シーリング印刷　避難所設営シールセットを全面リニューアル　視認性と利便性を向上しコストも削減

【2025年8月8日】OSPグループの中核企業である大阪シーリング印刷は8月18日（月）、避難所での情報掲示に活用される「避難所設営シールセット」のリニューアルモデル「Ver.4」を発売する。

同製品は、避難所の設営と運営において、避難者に必要な情報を分かりやすく提示できるシールセット。2016年の初版発売以降、改良を重ね、今回は3回目の大幅リニューアルとなる。

新モデルでは、シールの種類を従来の11種類から18種類に増やし、案内と矢印を分離したことで廃棄部分を削減。また、蓄光シールや油性ペンのセットからの除外、サイズと枚数の見直しにより、コストダウンも実現した。

多様化する避難所ニーズに対応

今回のリニューアルでは、トイレ・更衣室の男女別表示や、救護室・授乳室・シャワー室・倉庫など、多様な避難者に配慮した項目を追加。シールの色やフォント、ピクトグラムなども視認性に配慮し、色覚障がい者にも配慮したデザインとなっている。

多言語表記（日本語・英語・中国語・韓国語）を採用しているほか、外箱は従来比84％にスリム化、重量も30％軽減された。

開発の背景には、東日本大震災時の混乱をテレビで見た開発者の「シールで避難所の役に立てないか」という想いがある。貼るだけで設営が進む本製品は、自治体や企業の備蓄用としてこれまでも多数採用されており、今後さらなる普及が見込まれる。

商品概要

• 商品名：避難所設営シールセット
• 発売日：2025年8月18日（月）
• 内容：案内シール18種（日本語・英語・中国語・韓国語＋ピクトグラム）
• 外箱サイズ：縦25㎝×横25㎝×高さ6㎝
• 重量：1.05㎏
• 価格：12,089円（税込・送料込／Amazon販売価格）