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TOPPANら3社 リサイクルOPPフィルムを量産化可能に サンプル提供を開始・「TOKYO PACK 2024」で展示

【2024年10月11日】TOPPANとアールエム東セロ、三井化学の3社はこのほど、量産化が可能となるリサイクルOPPフィルムを開発し、10月からサンプル提供を開始した。

具体的には、TOPPANで発生した印刷後の廃棄フィルムを回収し、三井化学名古屋工場にてインキを除去してペレット化し、アールエム東セロにてフィルム化。再生したフィルムはTOPPANのパッケージ工場において量産検証を行い、量産加工適性(印刷・ラミネート・製袋)があることを確認した。
また同時にパウチとしての物性評価も行い、パッケージとして機能を確認していた。

三井化学は2022年5月に、軟包材コンバーターで発生する廃棄フィルムを回収し、インキを除去してペレット化し、軟包材フィルムに再生する取組みである「RePLAYER®-Renewable Plastics Layer System-」の取り組みを開始した。
同年12月からは、TOPPANとアールエム東セロ、三井化学の三社が、共同で本実証試験の基礎検討を開始した。2023年度は、本格的な共同実証試験を行ない、印刷やラミネート、製袋に関する量産加工適性を確認。シール強度や引き裂き強度などパウチとしての物性条件をクリアしたことから、今回パウチサンプルとして提供を開始した。

今後、3社は、軟包材フィルムの水平リサイクルの普及・発展を目指し、2025年度の社会実装を目指す。 

同サンプルは10月23日㈬~25日㈮に開催される「TOKYO PACK 2024-2024東京国際包装展-」(東京ビッグサイト)のTOPPANブース(東ホール・小間番号2U09)、三井化学ブース(東ホール・小間番号1R07)に展示される。

「TOKYO PACK 2024」
https://www.tokyo-pack.jp/

TOPPANブース:東2ホール 小間番号2U09
三井化学ブース:東1ホール 小間番号1R07

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