【2024年5月24日】日本フォーム印刷工業連合会は5月23日、文京区のホテル椿山荘東京で「2024年度 通常総会」「第2回理事会」を開催した。
総会を前に小谷敬二会長が挨拶し「本日の通常総会では、任期満了に伴う役員改選など、ご審議いただくので、よろしくお願い申し上げる」と述べた。
総会は23名が出席し、委任状6で成立。小谷会長が議長となり、大平直木専務理事が議案書を読み上げる形で審議を進めた。
「2023年度事業報告 並びに 収支決算報告承認の件」「2024年度事業計画案 並びに 収支予算案承認の件」は、賛成多数で成立した。
「任期満了に伴う役員改選の件」では、理事及び監事候補を議長が推薦し、これを承認し総会は終了した。
引き続き「理事会」を開催。「会長選任の件」では、添田秀樹氏(TOPPANエッジ代表取締役)を新会長に指名した。
「副会長、専務理事、常任理事指名の件」「委員会委員委嘱の件」が上程され、いずれも賛成多数で可決された。
懇親会の開会に先立ち、小谷前会長が退任の挨拶を行い「2年前に会長を引き受けた時には、コロナ禍の名残があり、大平専務理事とどうしようか毎週のように話し合った。任期中にテーマにしたのは、コンプライアンスとDX。コンプラのセミナーは多くの人が集まり、一方でDXはまだこれからという印象だった。皆さんとフォーム工連のこれからについてもっと話せばよかったと思うが、それは新会長の添田さんにお任せしたいと思う」と述べた。
続いて添田新会長が就任にあたり以下のように挨拶した。
「私はトッパンムーア入社で、当社初の生え抜きの社長。昔からこの業界を見ているが、現在の環境は決して良くはない。右肩上がりの時代は、仕事のボリューム見込めたが、今はそうではない。印刷の数量が少なくなってくる中でどうするのか、ビジネスフォームはどういったものかなど、皆で機能を定義しなおして、新しくしていく必要がある。業界にはビジネスフォームに対する深い造形によりできることがある。当会も皆さんと意見交換しながら進めていきたい」。
会長
添田秀樹
副会長
小谷敬二、小林友也、松本康宏、和田秀一郎、小田島秀明
専務理事
大平直木
常任理事
廣田達功、池田政澄、和田英久、小島勝也、福田学、佐々木真一、岩村泰洋、中川良樹、銭谷康介
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