【2023年5月11日】大日本印刷(DNP)はこのほど、AKIBA観光協議会とともに運営する「バーチャル秋葉原」内の神田明神CG空間に「3D企画展ミュージアム」を公開した。
同ミュージアムでは、3D(3次元)データ関連の技術・ノウハウを活かし、Webブラウザ版でのより高精細な空間再現と、文化財の保存を目的としたアーカイブだけでなく積極的な利活用をメタバース空間で表現していくという。
その企画展の第1弾として、「神田明神オンライン博物館」のアーカイブ作品を使用し、4年ぶりに実施される神田祭をテーマとした「歌川派絵師が描く神田祭」を開催している。
3D企画展ミュージアムは、DNPのXR技術等の強みを活かしたもので、その一環で2022年には「バーチャル秋葉原」を公開している。今回の企画展は、この「バーチャル秋葉原」内に構築している神田明神CG空間に開設したもの。
「神田明神オンライン博物館」プロジェクトでは、浮世絵や絵巻物、古文書、古写真など数千点にのぼる資料をデジタルアーカイブ化している。
今年は4年ぶりに神田祭が復活。3D企画展ミュージアムでは、神田祭をテーマにした企画展「歌川派絵師が描く神田祭」を開催するほか、5月13日(土)・14日(日)の神輿宮入の風景を神田明神CG空間の境内に配した大型モニターで配信するなど、地域の賑わいの創出に貢献する。
これらにより、グローバル対応したUI(ユーザーインターフェイス)の特長を活かし、海外へのコンテンツ配信や集客施策を展開するという。
神田明神CG空間内の3D企画展ミュージアム
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