【2018年8月20日】「IJ4.0セミナー」の第4回が8月20日、東京都文京区の日本プリンティングアカデミー(JPA)で開催され、プリンタ関連企業などから約30名が参加した。
「IJ4.0セミナー」は、これからの印刷業界にとって避けては通れないインクジェット(IJ)プリントに関して、分かりやすく解説するセミナー。
講師はプリンテクノ代表で日本印刷技術協会客員研究員の木村哲雄氏。
全6回の第4回では「最速IGAS2018報告:各社インクジェット製品最新情報」をテーマに、「IGAS2018」の展示製品や最新技術について説明が行われた。
木村氏は、各社のインクジェット(IJ)デジタル印刷機やIJヘッド、搬送機構などを紹介し、技術者の立場から解説した。紹介されたのは、小森コーポレーション、ミヤコシ、リコー、エプソン、HP、コダック、富士フイルム、コニカミノルタ、SCREENなどの最新機で、「drupa2016」との状況の変化などを交えながら製品の特徴を語った。
木村氏は最後に「最も印象に残ったのは富士フイルム。非常に自社のパワーをかけて展示しており、米ゼロックスなどに日本の力を見せる目的があったのではないか」とまとめた。
また、受講後の懇親会では、小森コーポレーションの吉川武志氏が料理の腕を振るい、参加者は美味しい料理に舌鼓を打ちながら、和やかに交流を行った。
次回の「IJ4.0セミナー」は9月14日(金)、同所で開催予定。
受講料は1回3000円。
第1回 5月25日(金):インクジェット技術の基礎(終了)
第2回 6月22日(金):インクジェットヘッド技術(終了)
第3回 7月13日(金):インクジェットシステム技術(終了)
第4回 8月17日(金):「最速IGAS2018報告:各社インクジェット製品最新情報」(終了)
第5回 9月14日(金):インクジェットインクとメディア技術
第6回 10月19日(金):インクジェット攻めと守りの特許戦略
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