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日本HP ラテックス初 リジットとロールに対応「HP Latex R2000 Plus」を発売

【2018年7月27日】日本HPは7月26日、ラテックスインク搭載で初となるリジット(フラットベッド)とロールの両方に対応した大判プリンタ「HP Latex R2000 Plus」を発売した。
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最大出力幅は2.5m、厚さは最大50㎜まで対応。出力速度は最大で1時間に88㎡と高い生産性も持つ。
対応メディアは発泡塩ビや厚紙、プラスチック段ボール、プラスチック板、アルミニウム、木、ガラスなど。

PRINTの動作は、高精度なベルト駆動式システムで制御され、稼働率を最大化。また14エリアに分かれた独立型自動バキュームでメディアをしっかり固定してプリントする。

インクは水性で、耐久性に優れており柔軟で、優れた密着性と耐擦過性を実現した。
また、硬化温度が低く、幅広い素材に対応できる。
白インクを搭載しており、フィルムやガラスなどの透明素材や、地色のある素材にも対応する。

本体価格は4,680万円(税別)。

発売に関して記者発表会が7月26日、江東区有明の東京ビッグサイトで「IGAS2018」の開幕に合わせて行われ、日本HPプリンティング事業部本部長兼Latexビジネス本部長の塚本俊哉氏は「HPの大判グラフィックスが20周年、ラテックスが10周年を迎える。
『HP LatexR2000Plus』はリジットとロールの両方に対応し、無人運転に加え、自動補正機能を持つ。ホワイトインクを搭載しているが固まりづらく自動メンテナンス機能も付いている」と製品を紹介した。

HP 塚本本部長

また、グラフィクス市場向けで、B0サイズおよび60インチサイズ対応の大判プリンタ新製品「HP DesignJet Z6810」も8月9日から発売される。
価格は「B0サイズモデル」が119万8,000円「60インチサイズモデル」が217万8,000円。

 

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