【2017年6月19日】6月と言えば「梅雨」「ジュンブライド」というキーワードを思い出す人が多いだろう。
米国では6月を「プライド月間(Gay and Lesbian Pride Month)」として、LGBTへの理解を深め、柔軟性と寛容性を養う月として知られている。
その6月、ウォッカのメーカーのSMIRNOFF(スミノフ)は、米国でLGBTコミュニティーを支援するウォッカの新しい限定商品「SMIRNOFF No.21ラブウィンズ(Love Wins、愛の勝利)」ボトルパッケージを発売した。
このボトルのラベルには、キャンペーンの象徴としてLGBTのカップルが写真で登場している。
もともとSMIRNOFFブランドは、数十年にわたりLGBTコミュニティーを支援してきたそうで、今回のボトルもその一環として発売したもの。
ニューボトルは、LGBTを表すレインボーカラーを基調に、中央部分にゲイやレズビアンカップルの写真数組をピンナップ風にデザインしている。
キャンペーンでは、LGBT支援団体へ26万ドルの寄付を予定しており、さらに商品(750mlと1L)が1本売れるたびに1ドルが寄付される。
また、キャンペーン期間中、SNSなどで25歳以上のLGBTカップルが写真を募集しており、写真が投稿されるたびに、1ドルが寄付される。
SMIRNOFFブランドでは「LGBTコミュニティーをサポートし、あらゆる種類の愛を祝うことを誇りに思っています」としており、米国で150万人以上の会員とサポーターがいるLGBTコミュニティーの活動を支援していく。
四季を通じて酒はうまいが、性差にかかわりなく、楽しく適量に楽しみたいものだ。
日本でもこういったボトルの発売をしてみればいいと思うのは記者だけだろうか。
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