【2017年4月20日】武藤工業は5月中旬から、DLP光造形3Dプリンタ「ML-48」向け高速造形用樹脂の販売を開始する。
武藤工業の光造形3Dプリンタは、樹脂の露光にDLPを採用し、積層造形に吊下げ方式を採用することにより、小型でシンプルな造形装置を実現している。
すでに独自開発した光硬化樹脂に加え、造形時間短縮の要望にお応えるため今回「高速造形用樹脂」を加えた。
「高速造形用樹脂」は、従来と同一の光エネルギーでも、より速く硬化できるよう成分配合しており、同社の従来品に比べ5倍のスピードを実現した。
「高速造形用樹脂」のは光感度が高いため、光の全波長をカットする黒色のキャノピー(オプション)と専用制御を追加したソフトウェアのダウンロードが必要となる。
発売により、工業製品のデザイン検証はもちろん、試作、宝飾品デザイン、フィギュアなど精度の求められる造形物や滑らかな表面が求められる造形が高速化される。
問い合わせは武藤工業3Dプリンタ事業部 カスタマーセンター(☎0120-147-610 )まで。
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