【2017年2月16日】コンバーティングテクノロジー総合展(同時開催:Convertech JAPAN/新機能性材料展/Printable Electronics 他 3 展)が今日2月15日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。開催は17日(金)まで。
今回は「モノづくりは、価値づくり。」をテーマに 343 社(686 小間)が出展し、期間中約60,000人の来場者を見込む。
同展には印刷関連でも印刷機や後加工機、部材などが展示されており、毎回注目を集めている。
プリント&プロモーションでは開催中の同展示会について、速報レポートをお届けする。
ミマキエンジニアリング(6J-22)は、3Dプリンタによるサンプルなどを展示した。
同社の3Dプリンタは、フルカラー1,000万色の再現性を持つ。ブースには本物そっくりの鮎の塩焼きや、精巧な恐竜のレリーフなどが並べられ注目を集めた。
この3Dプリンタは2015年に発表され、現在は同社内で受託加工やテストプリントを行っており、今年中の発売がうわさされている。
またUV効果型の卓上インクジェットプリンタ「UJF-6042MkⅡ」と、同機で出力されたテクスチャープリントを多数陳列しており、IJ技術を使った加飾に関するアピールを行っている。
日本HP(3Q-25)は、自社のデジタル印刷機の採用事例やサンプルを多く出品。新たな資材やトナー、技術について解説している。
「PackReady(パックレディー)」は昨年発表した軟包装用の後加工ソリューション。
「パックレディー ラミネーション」は、軟包装ではほとんど必要な加工後のエージング(乾燥)が不要で即時納品できる。
「パックレディー コーティング」はLAMBSON社の技術を採用し、ボイル・レトルト食品など高い熱が加わる商品の包材としての利用に対応する。
また、トナーでは新型の「ホワイトスタンダード」が、従来の膜厚の約半分となる500nmでの印刷が可能。「ホワイトプレミアム」は従来の2回出力を1回でできる高い隠蔽性が特長。
さらにベースデザインからさまざまなデザインとカラーを生み出すデジタル印刷用アプリケーション「Mosaic」は、バージョン3が公開されている。ブースではわずか3パターンから無数なデザインに派生させた菓子の包み紙を展示。実際に商品化された「MY TIROL Biz(マイチロルビズ)」も並べられている。
ローランドDG(3R-24)は、UV効果型インクジェットプリンタ(IJP)「VersaUVLEF-300」を出品。
このIJPで出力したテクスチャ―のサンプルを多数展示した。単なる平面へのプリントではなく、エンボス状の盛り上げ加工がされており、畳のような模様はその目に沿って凹凸があり実物を触っているような感触がある。
設置されたIJPには、デモンストレーション用にカメラが装着されており、プリントの様子を大型ジョンに映し出して、製品をアピールしている。
開催期間 2017年2月15日(水)~17日(金)
開場時間 10:00~17:00
会場 東京国際展示場(東京ビッグサイト) 東ホール
予定来場者数 60,000名(予定) ※同時開催展含む
入場料 3,000円 (但し、Webサイトで事前登録された方は入場無料)
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