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【開催中レポート】「ギフト・ショー春2026」 プリンティング製品多数 ビジネスのヒントになる展示に注目! 明日6日まで・東京ビッグサイトで

【2026年2月5日】日本最大規模のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市「第101回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2026」(主催:ビジネスガイド社)が2月4日に東京ビッグサイトで開幕した。会期は2月6日(金)まで。

会場は東京ビッグサイトの東展示棟4~8ホール、西展示棟1~4ホール、アトリウム、南展示棟1~2ホール。2026年春のテーマは「平和と愛の贈り物 PartⅡ」で、同時開催展を含め2,788社が出展。このうち海外16の国と地域から368社が参加している。

会期中は「東京ギフト・ショー」に加え、「第19回LIFE×DESIGN』(西展示棟1・3・4ホール、アトリウム)、「第39回グルメショー春2026」(東展示棟4ホール)、「LIVING & DESIGN2026」(西展示棟4ホール)を同時開催している。

プリント&プロモーションでは、プリンティングやレーザー加工などをつかった展示に焦点を当てレポートする。

 

立体加工物など

初出展の仲内はボタンを装飾に使ったグッズを展開した。同社は奈良県葛城市に本社を置くボタンの販社で、同地域にはボタンのメーカーが多かった。しかし、近年は廃業などでメーカーが少なくなっており、廃版も増えている。同社の仲内おりえ社長は「ボタンは1色なくなってしまうと廃版として他の色も販売できなくなる。この販売できなくなったボタンなどをリデザインして商品化した」と話す。
髪留めなどのアクセサリーは、レーザーでカットしたアクリルの土台の上に載せられている。

ケーエスは和紙とレーザー加工を使った製品を展示している。同社は「お守り」や「装飾スタンド」「御朱印帳」「アクセサリー」などを展開。元は色紙や短冊、折帳など多様な和紙製品の卸・製造を手がけてきたメーカーで、レーザー加工機を導入したことから、これらのグッズを販売している。

初出展の八幡木材は恐竜を段ボールで再現したディスプレイを参考出品している。
同社は梱包用段ボールのメーカーで、今回は丈夫な段ボールを使って大型模型やディスプレイを作成できることをアピールしている。
同社の岡香織取締役は「段ボールの質感を生かした製品をと考えて、1年間準備してきた。梱包用という非常に頑丈な素材を使っており、さまざまな展開をしていきたい」としている。
これらの製品は今春発売予定で、今後は大型動物や植物なども商品化したいという。

グッドワークは段ボールへのUVインクジェットプリントと抜き加工を使った立体製品を出品。
だるまやサッカーボールなど、複雑に素材を組み合わせた製品に注目が集まった。

ペーパーストーリーアイハラ貿易は、オーストリア・ウィーンで制作している「コルクコースター」を展示。同商品はプリントしたコルク製のコースターの周囲を手作業で防水加工したもの。西洋絵画や風景に加え、浮世絵柄や日本の風景などをプリントしており、外国人観光客に非常に人気という。大きさは10cm角、価格は700円。
また「ペーパーバイキング」というユーザーが好みの装飾紙を5枚ピックアップして購入できる企画も紹介している。

ペノンは「美濃焼タイルマグネット」を展開。同商品は、日本三大陶磁器の一つである美濃焼の廃材を再利用(アップサイクル)したタイルに、名画やイラストを印刷したサステナブルな磁石。陶器特有のしっとりした質感と適度な重みが特徴で、インテリアとしても使えるおしゃれなアートグッズとして人気を呼んでいる。
「旅するマグネット」は47都道府県の風景や名物をゆかりのあるイラストレーターが描いたもので、現在234種類が販売されている。購入はロフトなどの量販店や各地の土産物店などで可能。デザイン持ち込みのOEMにも対応している。

トライポッドは今回もアクリルグッズが中心。キーホルダーやスタンドなど豊富な製品展開と短納期をPRした。また「ぷに缶」という触感ふわふわとしたユニークな商品も展示している。同社は、「NICOFACTORY(にこFACTORY)」を運営する会社で、最短2営業日での出荷が可能。

ナックスは、簡易射出成型のデモンストレーションを行っている。樹脂を溶かして一つずつ金型にはめていくもので、切削などでは作りづらい少量の製品を加工できるという。
同社では、プラスティック製品にインクジェットでカラープリントしたグッズも出品している。

 

布・紙・印刷物など

エスパックは「レジャーシートエコバッグ」を出品。このバッグは、全国各地の名物や名所をプリントしたもので、エコバッグや土産物を持ち歩くときなどに使われている。食品用の軟包装などで採用されることの多いグラビア印刷を使用しており、色鮮やかな色調が特長。販売は既製品が10個から「、オリジナルデザインは最少3,000個から製作可能。
担当者は「大阪城や伏見稲荷などの観光地で継続的に売れている。バッグ自体が、軽く薄く、持ち運びしやすいため土産にもなっている」と話す。

こい屋は「こいのぼり」をキーコンセプトにしたショップ。ポロシャツや手ぬぐいなど「こいのぼり」の染めや加飾技術を使って作られている。手捺染が中心で、この日スタッフが来ていたシャツもその技術が使われていた。

四国団扇は、うちわや扇子のほか、プリント技術を使ったグッズも出品した。
「レースのお守り」は、レース生地に昇華転写プリンタなどでデザインを出力している。オリジナルも制作可能で、100個から受け付ける。
また「絵馬」は木材のほか、素材に木質ボードの一種であるMDF(Medium Density Fiberboard )を使用し、価格を安く抑えて商品もラインアップしている。いずれもUVインクジェットプリントで出力したもの。

D3のメモ文具は小口にさまざまなデザインが施されているのが特長。小口は主に水性インクジェットプリンタで出力しており、印刷や紙の色の質感を生かしている。ユニークな商品では印刷の時に「良品」を表すマーキングを小口に施したものなども展示していた。メモはOEMも可能。

エポックケミカルは「カラカラ ペリッテ」のシートタイプを出品した。
「カラカラ ペリッテ」は同社が昨年発売した1枚ずつ剥がせるマスキングテープ。従来はロールでの出品だったが、今回はシートにしてより持ち運びしやすくした。発売は4月を予定している。

川島商事の「オリジナルテープ」は5m✕30巻からの少量生産が可能。小型のフレキソ印刷機で生産しているが、「オフセット並の美しさを実現した」と担当者。

加陽印刷は、UVオフセット印刷を使用した「クリアグッズ」を多数展示した。「チケット風クリアカード」や「ミニクリアファイル」などがあり。いずれも大量に作る場合には、アクリル素材にインクジェットプリントするよりも安価にできるという。
この日はブースに中国からの来場者が多く訪れ、商品について詳しい説明を聞いていた。

totemap(トートマップ)は地図に特化し、さまざまなグッズを発売している。
すべてデザインから内製しており、トートバッグやTシャツ、マグカップなどに地図を落とし込んでいる。虫食いなどで破損した古地図も解読して再現するなど、地図業者としての知識が生かされている。
OEMでの生産を受け付けている。

タイヨートマーの「オールパーパスパッド」はスタンプ用のインク。紙・布に加え、プラスチック、金属やガラス、皮革、木材といった、インクを吸収しない素材(非吸収面)にも押せる速乾性顔料インクを採用しており、万能スタンプパッドとして使用されている。今回はパッケージをリニューアルし、42色をそろえて展示した。
このほか、蛍光色のインクも展開している。

このほか、グローバル・ジャパンをはじめ、今はやりの立体感があるシールを展示するブースが目立った。

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