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「ONE PIECE ONLY」展 メイキングで印刷工程を紹介 製版フィルムや樹脂版・校正用紙も展示 メインビジュアルは活版で作成 10月9日~、東京・立川

【2024年9月2日】「ONE PIECE ONLY」展が10月9日(水)〜 25年1月13日(月・祝)、東京都立川市のPLAY! MUSEUM(東京・立川)で開催される。

同展では『ONE PIECE』の1000話・100巻のメイキングを中心に、一枚の紙が数百万部の本となって読者の手元に届くまでを追う。また、「ONE PIECE ONLY」展メインビジュアルは、木製の活字で活版印刷している。

『ONE PIECE』は1997年から27年以上にわたり「週刊少年ジャンプ」で連載を続け、連載が1100話を超える。コミックス発行部数は全世界で5億1000万部(2024年4月現在)。

2021年の「週刊少年ジャンプ」5・6合併号に1000話を掲載。9月3日には、ジャンプコミックス『ONE PIECE』 100巻発売。1000話100巻を記念するプロジェクトのひとつとして、この制作過程を写真〜ムービーで記録。さらに印刷用の刷版や製版フィルムなど入手可能なものを印刷所などから譲り受けていた。
コロナ禍により発表されないまま保管していたこれらの素材と、尾田栄一郎のネームや原画、新たに撮り下ろした映像などを加え、この世界で稀有(ONLY)な作品が生まれる過程をたどる展覧会となる。

原画以外の「中間制作物」である校正紙、製版フィルム、樹脂版、オフセット刷版などは、通常は表に出ることなく、多くはリサイクルされる。さらに2021年には「週刊少年ジャンプ」の製作に使われていた製版フィルムや樹脂版は、製作フローの効率化により姿を消している。
これらを、次世代に伝えるべき貴重な資料と考え、「宝箱」をイメージした特注の什器に納めている。
写真家・本城直季による、印刷会社や集英社の空撮写真とあわせ、マクロとミクロの視点で展示構成している。

2024年、新たに印刷会社での「週刊少年ジャンプ」やコミックスの製作現場を撮影。8Kのハイスピードカメラとアナモルフィックレンズを用い収録した。8Kのプロジェクター3台と12機のスピーカーを用い、印刷機のなかに入り込んでいくような圧倒的な映像空間を作る。

ジャンプコミックス製本の様子(協力/中央精版印刷株式会社)

展覧会のもうひとつの中心となるのが、『ONE PIECE』1話から1110話の全ページ展示。
PLAY! MUSEUMの大きな特徴である、渦巻きのような壁面。高さ3.6m、長さ140メートルの面に、ひとつなぎの巻物のように展示する。

ショップでは「週刊少年ジャンプ」と同じ紙に活版輪転印刷したポスターを販売。ジャンプ約8冊分の大判サイズに『ONE PIECE』の名シーンをプリントしている。印刷に使われるカラーをイメージしたTシャツや、「週刊少年ジャンプ」の紙色をイメージしたスウェットなど、今回の展覧会にあわせたオリジナルグッズも販売する。

入場料は一般 2,400円、大学生 1,800円、高校生 1,200円、中・小学生 800円(すべて税込み)、未就学児無料。

 

「ONE PIECE ONLY」展

会期:10月9日(水)〜 2025年1月13日(月・祝)※12/31〜1/2は休館
会場:PLAY! MUSEUM(東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟 2F)
開館時間:10時〜18時(入場は17時30分まで)
展覧会ウェブサイト
https://one-piece-only.play2020.jp/

PLAY! MUSEUMウェブサイト
https://play2020.jp

入場料(税込み)
一般 2,400円 大学生 1,800円 高校生 1,200円 中・小学生 800円 未就学児無料

セブンチケット限定販売 ※完全日時指定制
https://7ticket.jp/sp/one-piece-only

ONE PIECE ONLY 特設サイト
https://mangaart.jp/ja

 

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