KOMORI　2026年版の自社カレンダーを制作　自然と技術の融合テーマに「NEO HOKUSAI」を採用

【2025年12月4日】KOMORIは、プリントテクノロジーを通じて社会を支えるという同社のパーパスを象徴する取り組みとして、2026年版カレンダーを制作した。
テーマは昨年度に続き「FUSION “Nature & Technology”」で、自然と技術の融合を現代的な視点で表現している。

同社は1923年の創業以来、印刷機械システムメーカーとして産業や文化を支えてきた。長年培った技術を基盤に、環境・社会課題への取り組みを進めており、今回のカレンダー制作もその姿勢を示すものと位置づけている。

絵柄には、葛飾北斎の「富嶽三十六景」を再構築したアート作品「NEO HOKUSAI」を採用した。アーティストユニットENLIGHTENMENTが制作した同作品は、自然美に現代的な幾何学表現を組み合わせたもので、カレンダーのテーマである自然と技術の融合を視覚的に示している。

表紙印刷には、最新のUVインクジェットデジタル印刷機J-throne 29を使用した。資源活用や環境負荷への配慮を強化した機種で、RGB印刷により鮮やかな広色域を実現し、アートワークの色彩表現を高い精度で再現している。
カレンダーページは多色オフセット印刷機で仕上げ、特色インキやニス加工を取り入れることで、北斎作品の世界観を触感でも感じられる仕上がりとした。